日本のワイン市場/消費量10年間で1.5倍、「日本ワイン」出荷量5.2%増
2018年07月02日 11:00 / 商品
メルシャンが6月29日発表した日本国内ワイン市場調査によると、2016年の消費数量は、前年を下回ったものの、2006年比では約1.5倍に拡大した。
日本のワイン市場は、赤ワインの爆発的人気により大きな消費を生んだ第6次ワインブームの消費数量を超えて拡大中となっている。
2017年課税(出荷)数量は、前年を3.3%増と上回った。10年前と比較すると約1.6倍に拡大した。
また、2017年のチリワインの輸入数量は約5.6万キロリットルで、3年連続で国別輸入数量第1位となり、過去最高を更新した。
輸入ワイン全体に占める構成比も、チリワインが31.0%と10年間で22.2%増加した。
017年のスパークリングワインの輸入数量は約3.6万キロリットルで、2010年以降8年連続で拡大している。
国別輸入量第1位は、日本でも人気がある「シャンパン」の生産国でもあるフランスで、全体の37.8%を占めている。
2017年11月の国税庁調査では2016年の日本ワイン出荷量は、約1.6万キロリットルで前年より5.2%増加した。国内のワイン流通量の構成比では4.8%となっている。
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