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ビオセボン/量り売り30%OFFセール開催、初日50kg販売店も

2019年07月26日 16:50 / 商品

ビオセボン・ジャポンは7月24日~30日、ナッツやドライフルーツを展開する量り売りコーナーで「Sale!!夏こそナッツ」を開催している。

<ビオセボンの図り売りコーナー>
ビオセボンの図り売りコーナー

ナッツとドライフルーツの人気10品目を30%オフで販売する企画で、半期に1度を目安に実施している。開催初日である7月24日、「ビオセボン東武池袋店」では、1日で50kg(前年同期比380%増)を販売した。8倍の数量を販売する店舗もあり、量り売りコーナーの認知度を拡大する企画になっている。

ビオセボンでは、ローストしないことで、豆本来の甘味が味わえるナッツや、オイルコーティングしていない自然な甘みが味わえるドライフルーツやチョコレートを量り売りで展開している。

量り売りは、買い方が分からない、値段が分かりずらいといった面もあり、お客がセルフサービスで購入するには、ハードルがある売り方どなっている。ビオセボンでは、可能な限り、量り売りコーナーに従業員を配置して、試食販売をするほか、セールで量り売り商品を購入する機会を創出している。

今井顕輝商品部部長は、「セール期間中に、商品の試食を積極的に行い商品の味を知ってもらうほか、量り売りの買い方に慣れてもらうことができる。昨年は8店舗で1週間のセールで合計1トンを販売した。セール後は、セール前の週と比べて、量り売りの売上が伸びる傾向があり、手ごたえを感じている」と語る。

100gあたり単価でみると高価な商品でも20gからの量り売りに対応しているため、200円以下で購入できる商品も多い。既存の商品は、小分け商品が少ないため、使い切る前に味わいが落ちてしまうことがある。量り売りは、使う分だけ購入することができることがメリットになっているという。

<量り売り用に仕入れたバルク商品>
量り売り用に仕入れたバルク商品

既存商品は、バルクの商品を小分けパックにつめているが、ビオセボンではバルク商品を直接、量り売りしているため、包装資材とコストの削減につながっている。最近では、常連客が量り売り用に仕入れた、大容量パックを購入する例もあるという。

今度も、量り売りコーナーをビオセボンの一つの顔として、打ち出し積極的に展開する計画だ。

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