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セブンイレブン/沖縄はつゆに豚も使用、全国で「おでん」販売

2019年08月02日 16:30 / 商品

セブン‐イレブン・ジャパンは8月6日から、つゆの味わいと具材への味しみを更に追求した2019年度の「おでん」を、全国のセブン‐イレブンで順次、発売する。

<2019年度おでん鍋イメージ>
2019年度おでん鍋イメージ

2019年度の「おでん」は、昨年から取り入れた「野菜だし」の素材を一部変更するとともに、新たに初めてベースのだしに「あごだし」を加えることで、味の基本となる鰹節や昆布のだし本来の美味しさを引き立てながら、上品な甘みとコク深くすっきりとした後味のつゆを実現した。

今年は沖縄県を加えた全国9つのエリアにおいて、地域特性を加えたつゆに仕上げた。

具材は、具材それぞれの特性により合った製法に工夫することで、味しみを向上させ、こだわりのつゆと相性のよい味わいになった。

<全国で9種類のつゆを展開>
全国で9種類のつゆを展開

今年は、昨年から取り入れた「野菜だし」素材を、「人参・玉ねぎ」から「キャベツ・玉ねぎ」に変更。キャベツそのものの甘さが加わり、つゆ全体の味わいをよりまろやかになった。

こだわりの「未凍結かつお」を手火山製法で鰹節に仕上げ、抽出する直前に削ることで、より風味の高いだしを実現した。未凍結かつおは、沖縄以外のエリアのつゆに使用している。昆布は、すっきりとした旨みをじっくりと抽出した。

初登場となる沖縄のおでんのつゆは、鰹節と豚を使用した。削りたての枕崎さんの荒節から抽出した風味豊かなだしに、豚のうま味を加えた、沖縄ならではのしっかりとした濃い目の味付けとした。

薬味もエリアごとに変更し、地域対応を進めた。「からし」「ゆずこしょう」は全国、「赤みそたれ」は、北海道・愛知を除く全国に投入する。「みそだれ」は北海道、「生姜味噌」は東北、「味噌」たれは愛知、「からしみそ」は四国に投入する。

<商品の一例>

売れ筋商品の「味しみ大根」(税込86円)は、つゆの原料と同じ調味料を使用し煮込むことで、つゆとの相性が良い仕立てとした。味付けには、あごだしを加えた昆布だしを使用し、よりだしの風味と旨みのある味わいになった。

「つゆだく味しみ白滝」(税込86円)は、こんにゃく粉と真昆布の粉末の使用量を増量することで、つるりとした食感と白滝そのものの美味しさを楽しめる仕立て。従来、同様「スリット製法」を採用し、味しみとつゆの絡みが向上した。

「こだわりたまご」(税込86円)は、ゆで卵を煮込むつゆに本枯節だしを使用することで、旨みを向上させ、白身部分がより柔らかい食感になるよう調味液を工夫した。

「こだわり焼ちくわ」(税込108円)は、原材料にグチという魚を使用し、ぷりっとした食感に仕上げ。アマダイの落とし身を加えることで、更に旨みを向上させ、昨年よりも細長い形状に変更し、より食べやすい仕立てとした。

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