イオン／PB「ホームコーディ」コロナ禍対応の秋冬商品発表

2020年09月14日 16:40 ／商品

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イオンは9月14日、「ホームコーディ秋冬商品」発表会をオンラインで開催した。

9月15日から、イオンのホームファッションブランド「ホームコーディ」秋冬商品約600アイテムを全国の「イオン」「イオンスタイル」など最大約500店舗で本格展開する。

＜ホームコーディ総合サイト＞

コロナ禍で迎える秋冬シーズンは、家での時間が増えるなかで「乾燥」や「冷え」対策への関心がよりいっそう高まることが予測される。

こうしたなか、合繊布団でイオン史上最高の暖かさを達成した「掛ふとん」や、乾燥対策として活用できる「保湿機能つき寝具」を新たに発売する。

テレワークの実施拡大に伴い、昼間の在宅時間の増加が見込まれるなか、暖房代の節約に一役買うことができる、椅子に座りながら温まる「高脚こたつ」や「防寒小物」など、生活に役立つくらしの品を用意する。

＜秋冬商品の一例＞

イオンリテール執行役員の齊藤岳彦住居余暇・H＆BC本部長兼ホームコーディ事業部長は、「コロナ禍により、家で過ごす時間が増え、整理整頓とか家事に対する時間が増えたが、一方で家事を軽減したいというニーズもある。また、免疫力を高める、運動をしたいというニーズもある。また、劇的な景気後退からコスト意識が高まっている」と今年の秋冬市場で意識したポイントを解説した。

＜齊藤事業部長（左）と小河豊商品部長（右）＞

ホームコーディでは、暮らしの「くつろぐ」「ねむる」「ととのえる」「たべる」といった4つの生活シーンに沿った商品開発を行っている。

くつろぐでは「家族で過ごす、あたたかい時間をもっと快適にする工夫」、ねむるでは「健康の基本、あたたかくぐっすり眠れる寝室づくり」、ととのえるでは「コロナ禍、働き方・くらし方の変化に対応」、たべるでは「みんなで作って、みんなで食べる。料理を楽しい作業に」をテーマに商品開発をした。

＜高脚こたつ本体2人用（ブラウン）＞

くつろぐでは、在宅ワークに便利な「椅子に座ったまま温まる高脚こたつ」を投入する。こたつの側面には、コンセントやUSBコネクタがついており、携帯電話の充電やパソコンの電源としても利用できる。

1人用（ナチュラル・ブラウン）本体2万5800円、2人用（ブラウン）2万7800円、4人用（ブラウン）3万800円で販売する。

＜なめらかフィット掛ふとん＞

ねむるでは、断熱性の高い新素材「ナノフィルタ」を使用した6層構造で、合繊掛ふとんではホームコーディ歴代最高のあたたかさレベルを達成し、自社の羽毛掛ふとんと同等の保温性を実現したという「なめらかフィット掛ふとん」を投入する。

シングルロング（150センチ×210センチ）5980円、セミダブルロング（170センチ×210センチ） 7980円、ダブルロング（190センチ×210センチ） 9800円で販売する。

また、「吸湿発熱機能」を備えた「ホームコーディヒート」シリーズから、今年は「保湿機能」が追加された寝具を発売する。合計22品目が保湿機能付き寝具となる。

ととのえるでは、リビングにも置けるコンパクトなデスク、積み重ねられる整理ボックス、必要な食材がすぐ出せる冷蔵庫整理トレーを投入する。

＜多機能2食鍋＞

たべるでは、寒い時期の鍋シーズンに向けて、家の鍋をもっと楽しめる「２色鍋」を新発売する。鍋一つで2つのスープを楽しめる便利な商品で、1～2人用（20センチ）の小型サイズも用意した。多機能2色鍋 1～2人用（20㎝）1980円、3～4人用（26㎝） 2980円を発売する。

齊藤ホームコーディ事業部長は、「昨年までは、料理に関しては、作らない、簡便化ということを意図していたが、コロナ禍において料理を楽しんで作るというシーンが拡大している。こういったシーンに対応した商品を展開していきたい」と述べた。

イオンリテールの小河豊ホームファッション商品部長は、「昨年までは、中食・買ってきた商品が伸びてきている中で、そういったものを盛り付ける、あるいは、保存する道具、キッチンを使いやすく整理したりかたずける商品に注力していた。作る道具の陳列面積は少なくなっていた。コロナ禍で特徴的な動きとして、お菓子のように、いままで買ってきていたものを自宅で作るようになったことがある。商品開発だけでなく、ナショナルブランドの商品も含めて、いままで過去に注力していなかった商品群を充実させることで、『作る化』に対応している状況だ」と語った。

■ホームコーディ総合サイト
http://hf.aeonsquare.net/homecoordy/