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無印良品/防災提案で法人向け「ダンボールでできたベッド」発売

2022年09月01日 11:20 / 商品

無印良品を展開する良品計画は9月1日、避難所で簡単に組み立てられてゴミが出ない簡易組み立てベッド「ダンボールでできた ベッド・シングル」(税込5490円)を全国の無印良品の法人承り9店舗で発売する。

<ダンボールでできた ベッド>
ダンボールでできた ベッド

「避難所の衛生面を考慮し、床より高い場所で眠ることができる資源循環可能な簡易ベッドで、組立が簡単なため、災害時に避難所や勤務先で短時間で組み立てられる。通常のシングルサイズと同じサイズの幅95×奥行195×高さ40cmで設計し、普段使っているシングルサイズの寝具を組み合わせて使えるのが特徴」(同社)。

販売店舗は、「無印良品 銀座」「同東京有明」「同札幌パルコ」「同仙台ロフト」「同名古屋名鉄百貨店」「同グランフロント大阪」「同広島アルパーク」「同マルエイガレリア」「MUJIキャナルシティ博多」となる。

無印良品は、「ふだん使いしながら、もしもの時にも役立つものを防災用品に」という「いつものもしも」コンセプトのもと、使い慣れた日用品で災害時に備える提案をしている。また、モノを通じた提案のみならず、自治体と連携した防災ワークショップ・イベントの開催などを通じて、普段から防災に触れるさまざまな取り組みを行っている。

今回、国内外で長年避難所の環境改善に取り組まれている建築家の坂茂(ばん・しげる)氏が代表を務めるNPO法人「ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク」と共同で、組み立て式簡易ベッド「ダンボールでできた ベッド」を開発した。避難所生活を経験した人々の「少しでも衛生面に考慮したい」という声に対応し、限られたスペースで簡単に組み立てられるベッドを開発した。共同生活で「できる限りゴミを出したくない」という要望から商品パッケージのダンボール箱をベッド下の収納箱として使用することで、ゴミが出ないよう仕様を工夫した。

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