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イオン/クリスマス・年末年始向けトップバリュ70品で売上75億円目指す

2023年11月10日 14:21 / 商品

イオントップバリュは11月10日、クリスマス・年末年始商戦に向けて、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」70アイテムを投入すると発表した。

<中央:土谷美津子社長>
土谷美津子社長

全世代男女ともに好きな行事・イベントのトップ3に入る、クリスマス、正月、大みそかに向けて、バリラと共同開発した冷凍パスタ、オーガニックワイン、新感覚ドリンク「クラフテル」、有名シェフ監修メニュー、おせちなど約70アイテムを展開。11月1日~2024年1月4日、70アイテム合計売り上げ約75億円を目指す。

「クラフテル19 Nineteen」7品(各税別280円)、「雑穀米と食べるサラダボウル セサミソース」「同バジルソース」(498円、11月15日発売)、バリラと共同開発した冷凍パスタ4品(各698円、12月発売)、「純輝鶏味付きローストチキン用」(2980円、発売中)、「ワインに合うおつまみサンド」(1128円、12月22日発売)などがそろう。

<70品目を展開>
70品目を展開

トップバリュ全体でも、同期間の売り上げは前年同期比20%増を目標に設定。コロナ5類移行後初の年末年始商戦に、NBと差別化を図ったオリジナル性の高いPBで攻勢をかける。

同日行われた新商品発表会で、土谷美津子社長は「値上げで節約志向が続き、外食を控える生活者が多い。しかし、生活者は消費のメリハリをつけており、家でパーティーを楽しむ需要がある。そこで、トップバリュを使ったおいしい食事で、わくわくするクリスマス、年末年始を提案したい」と意気込みを語った。

クリスマス・年末年始商戦のコンセプトは「今日、なにパする!?」とした。

<デコケーキパ>
デコケーキパ

さまざまなトップバリュ商品を使い、クリパ、鍋パ、デコケーキパ、新年パなどに向けた多様なメニューを提案する。

<べジパ>
べジパ

1皿500円以下で、1人あたりの予算1000~2000円で楽しめるメニューとなっている。

<おせちパ>
おせちパ

コスパだけでなく、タイパも意識し、「若どり味付きローストチキン用」(980円、発売中)は内袋のまま、オーブンに入れられる。焼き時間も、昨年の商品の約90分から約80分と10分、「純輝鶏味付きローストチキン用」は約120分から約90分と30分縮めた。

トップバリュは今年、リ・ポジショニングを行い、メインの「トップバリュ」、地域一番価格を目指す「ベストプライス」、オーガニック&ナチュラルの「グリーンアイ」に再構築。全アイテムの50%に相当する約2500品目を新発売またはリニューアルし、2023年度売り上げは1兆円目指している。

土谷社長は、「現在ベストプライスは好調で、メインのトップバリュも2ケタ増、グリーンアイも11%増と伸びている。トップバリュは、2024年50周年を迎える。これからも皆様に愛されるブランドとして、成長していきたい」と話している。

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