食品主要195社/10月は3024品目値上げ
2025年09月30日 15:53 / 商品
帝国データバンクの調査によると、食品主要195社は10月合計3024品目値上げすることがわかった。
食品分野別では、焼酎やリキュール、日本酒などアルコール飲料を中心とした「酒類・飲料」が最も多く、2262品目。
「加工食品」(340品目)は包装米飯や餅製品、「調味料」(246品目)では焼き肉のたれやみそ製品などが値上げする。
2025年通年では、12月までの公表分で累計2万381品目となっている。2024年の(1万2520品目)を62.8%上回り、2023年(3万2396品目)以来、2年ぶりに2万品目を超える見通し。
値上げ要因は、原材料の価格高騰に加え、光熱費の上昇による生産コスト増、人手不足による労務費の上昇、物流費の上昇などが複合的に作用したとみている。
「原材料高」の値上げが全体の96.1%を占めた。「エネルギー(光熱費)」(64.3%)、「包装・資材」(62.9%)、「物流費」(78.8%)、「人件費」(50.2%)と続いている。
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