ヤフー、佐川急便/Yahoo!JAPANアプリ活用で再配達を削減
2019年09月06日 13:00 / EC
ヤフーと佐川急便は9月4日、「佐川急便WEBトータルサポートID」と「Yahoo!JAPAN ID」を連携し、「Yahoo!JAPAN」アプリなどから宅配便の配送予定を知らせるサービスを本格展開した。
ユーザーが、「Yahoo!JAPAN」アプリや「Yahoo!カレンダー」アプリ、「Yahoo!JAPAN」スマートフォン向けウェブページを通じて、宅配便の配送予定の知らせを受け取ることで、受取日を逃さず確認できるほか、配達日の変更を事前に行う事ができる。
これにより、eコマースサービスの利用満足度向上や再配達の削減が見込めるという。
ヤフーが提供する各アプリ・サービスと配送事業者との連携はヤマト運輸に続いて2社目となり、宅配便荷物数の約7割程度がカバー可能になった。
今回の取り組みでは、宅配便の「配達予定」、「配達完了」、「不在通知」などの情報が、「Yahoo!JAPAN」アプリのプッシュ通知機能を利用して受け取れる。
「Yahoo!JAPAN」アプリ「ツール」タブ内の「配送」アイコンや「Yahoo!JAPAN」スマートフォン向けウェブページから、「送り状番号」や「品名」といった荷物の詳細も確認できるほか、「Yahoo!カレンダー」に配送予定日時を自動で登録し、アプリの場合は予定の通知も受け取れる。
この際に、配達予定日に在宅していないなど都合が合わない場合は、配達予定日の変更が可能となり、都合に合わせて荷物を受け取ることが可能になる。
これにより不在時の再配達依頼など煩わしい手間を省くことができる。利用にあたっては、「佐川急便WEBトータルサポートID」・「Yahoo!JAPAN ID」の取得と、初回のみ「佐川急便WEBトータルサポートID」と「Yahoo!JAPAN ID」との連携が必要となる。
新機能の提供開始を記念して、「Yahoo!JAPAN」アプリ、「Yahoo!カレンダー」アプリ、「Yahoo!検索」で、ヤフーの公式キャラクター「けんさくとえんじん」が佐川急便のユニフォームを着用したデザインのきせかえテーマを提供する。
近年、eコマースの急速な拡大に伴い、宅配便のニーズは伸び続けている。「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク」など、ヤフーが展開するeコマースサービスにとっては、商品の受け取りも1つの「買い物体験」であり、宅配便の利便性も重要な指標であると考えている。
一方で、配送事業者にとっては、再配達が大きな事業課題となっている。
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