メルカリ／1年4カ月で「メルカード」発行300万枚突破

2024年04月04日 12:10 ／ EC

メルペイは3月27日、「メルカード」のすべての顧客への提供開始から約1年4カ月で発行枚数が300万枚を突破したと発表した。

＜300万枚突破＞

2022年11月8日から「メルカリ」の利用実績などで限度額が決まり、アプリで利用と管理が完結するクレジットカード「メルカード」の提供を開始。すべての顧客が申込可能となってから（2022年12月1日）発行数は順調に推移し、約1年4ヶ月でカード発行枚数300万枚を突破した。

「メルカード」の利用者を年代別で見ると、10代（18歳以上）〜20代が27.1％、30代が21.4％、40代が22.6％、50代以上が28.9％と、「メルカリ」の利用客層と同様に全世代で幅広く利用されている。日本クレジット協会の統計によるとクレジットカード業界全体の年代別契約数は30歳以下は10.9％、51歳以上が54.7％となっており、「メルカード」は30代以下の利用者で48.5％と約半数であるため、クレジットカード業界全体と比較すると、より幅広く全世代に利用されている。

＜年代別のメルカードの利用者＞

「メルカード」は「メルカリ」の売上金を支払いに充てることができ、支払いはひと月分をまとめて行うだけでなく、個別に利用分を選んで先に清算することもできる。また、清算後にはすぐにポイントが付与され、支払いの柔軟性・管理のしやすさなどの利便性を追求してきた。2023年11月の「メルカード」利用者の調査に引き続き、3人に1人（33.7％）の方が「メルカード・メルペイスマート払い」の支払いに売上金を利用していた。また、「メルカード・メルペイスマート払い」の支払いに売上金を利用する人の数は半年前より1.5倍以上に増加している。

＜3人に1人がメルカリの売上を支払いに使用＞

「メルカード」は「メルカリ」の中での買い物だけでなく、国内外のJCB加盟店4600万カ所でも利用できる。また、「メルカード」の常時ポイント還元は「メルカリ」「メルペイ」の利用実績等を元に還元率が変化し、「メルカリ」での購入については最大4％、外のお店での利用については常時1％の還元率となっている。実際に「メルカード」利用者の約7割は「メルカリ」外の店舗での支払いの際に、「メルカード・メルペイスマート払い」を利用している。「メルカリ」の中だけではなく、外のさまざまな店舗での支払いで「メルカード」が使われている。

＜メルカリ以外での使用割合＞