川西市/中心市街地の有効活用、民間事業者の募集開始
2024年12月23日 14:58 / 行政
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兵庫県川西市は12月19日、取り組みを進めている中心市街地の未利用地「旧文化会館等」「川西警察署前市有地」の有効活用について、公募型プロポーザルによる民間事業者の企画提案募集を開始した。
市では、2024年度中に事業者選定に向けて着手する「1.旧文化会館跡地」「2.川西警察署前市有地」をAゾーンに、2025年度以降に事業者を選定する予定の「3.旧市役所分庁舎跡地」「4.旧川西北保育所跡地」「5.旧絹延団地跡地」をBゾーンに分類。
民間事業者などとの対話を通じて未利用地の市場性を把握する調査を実施し、15社からAゾーンは衣料品店、スーパーマーケット、飲食店、マンションなど、Bゾーンは飲食店、高齢者向け施設、障がい者支援施設、マンション、戸建てなどの誘致提案があった。
民間事業者からの提案と市民アンケートの意見を参考に、コンセプトをAゾーンは「子育て・賑わいエリア」、Bゾーンは「住居・福祉エリア」とした。
今回、Aゾーンの「旧文化会館等」と「川西警察署前市有地」について公募型プロポーザル募集要項を公表。
それによると、周辺にはファミリー層が多いため、中高生を含めた子ども・子育て世代が「楽しく充実した日常」を過ごせるよう「わくわく感・幸福感」を醸成し、にぎわい創出に好影響を及ぼすような民間施設・付帯サービスの提案を募集する。
市は同日から質問受付も始めており、来年1月14、15日には現地見学会も行う。
なお、Bゾーンの企画提案募集のスケジュールについては未定。
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