トータルシステムエンジニアリングは今夏、店舗での棚卸、発注端末としてタブレットによるシステム化を実現し、出荷する。
<タブレットの画面イメージ>
従来、高額だったEOB・PDAのシステムを安価なタブレットで実現するもので、大幅なコスト削減を可能にする。
ハードの価格を4分の1に、店舗内に無線LAN環境がなくても運用が可能で、回線トラブル時でも発注入力ができるコンセプトで開発を進めている。
既に、デモ機が完成しており、受注を進めている。
別途MDMツールを採用することで、EXCELなどの資料を本部と店舗間で共有できるとともに、店舗担当者への連絡事項を本部より店舗端末へ配信できるなど、パソコンで行っていた一般的な事務作業もタブレツト端末で運用可能になる。
現状の店舗システムの問題点を解消する狙いで開発を進めていたもので、店舗システムのネックだった端末をタブレットにすることで、価格の低減、タブレットの通信機能の利用により、容易に導入できるようになった。
さらに、ドライ商品発注用、日配商品発注用、値引シール発行用端末と店舗内に複数の端末が業務別に存在していたが、一つのタブレットで運用が可能になる。
自動発注システム、店舗担当者に業務連絡もタブレットなら、すぐ対応できるといった、高い利便性を有している。
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