ネクスウェイは4月21日、スーパーマーケットの店舗の正社員200名を対象に「スーパーマーケットの本部店舗間・店内コミュニケーションの現状調査」をまとめた。
<業績をあげるため費やす時間を増やしたほうがいいと思う業務>
業績をあげるために今よりも費やす時間を増やしたほうがいいと思う業務は、店長では「顧客対応・管理」(73.7%)が突出して高くなっている。
全スタッフで最も高いのは、「売場管理」(52.7%)で、次いで「商品管理」(43.3%)、「顧客対応・管理」(40.4%)という結果だった。
店舗スタッフが業績をあげるために最も減らしたい業務は「情報管理」だった。
次いで「人事・労務管理」(32.8%)、 「組織・作業管理」(31.0%)と続き、店長では「商品管理」(47.4%)が他の役割のスタッフに比較してかなり高くなっていた。
店舗スタッフが本部に意識してもらいたいことは「分かりやすい連絡」であり、「自店に不要な情報を送らないでほしい」「本部内の部署間の情報共有を密にしてほしい」がいずれも33%を超えた。
店内コミュニケーションにおいて重要なことは、最も高いのが「部下やパート従業員からの信頼獲得やモチベーションを高めるコミュニケーション」(62.0%)。役割別では、特に部門長が店内コミュニケーションに対して重要視するものが多岐に渡って高い傾向にあった。
部下やパート従業員に適切な作業割当ができているかについては、適切な作業割当が出来ていないという回答が約3/4を占めた。
適切に出来ない要因は「人手不足/能力不足」が圧倒的に高く、次いで「作業割当を検討・作成する時間が足りない」 「本部から降りてくる指示が急すぎる」、「部下やパートにお願いしたい作業を伝える時間や手段が不足している」だった。
同社では、調査結果により、スーパーマーケットの本部店舗間や店内のコミュニケーションを改善・最適化することが、より良い店づくり、売上向上につながると考え、「店舗matic」をはじめとした提供サービスの進化を目指す。
■スーパーマーケットの本部店舗間・店内コミュニケーションの現状調査結果
super-nex.com
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