浦和PARCO/AI搭載小型ロボットでマーケティングの実証実験
2017年08月01日 14:40 / IT・システム
IoTデバイスを開発するハタプロは8月1日、浦和PARCOで、AI搭載小型ロボット「ZUKKU(ズック)」を活用したマーケティング支援の実証実験を開始すると発表した。
ズックをマーケティング支援にも活用できるようクラウド型POPサイネージを開発し、浦和PARCO5階レストランフロアで、8月7日から、ロボットのみで顧客接点を拡大しマーケティングを支援することを目的とした実証実験を開始するもの。
「ズックは、AIと画像センシング技術を組合せ、人々の生活を支えるパートナーとしてさまざまな情報を提案する、便利で役立つフクロウ姿の愛らしい小型ロボット」(同社)。
小型というどこにでも置ける特徴を活かし、来店者が手のひらに乗せて触れ合い、ズックの世界を肌で感じられることで、よりダイレクトにワクワクするコミュニケーションができるという。
8月7日~20日、レストランフロアの花時計前、北側緑のエスカレーター前、南側青のエスカレーター前に合計3台のロボットを設置。
来店したお客の属性情報を自動で集計分析し、最適なレストランメニューを提案するほか、エリアごとの時間帯別通行人数を自動計測し、データとして蓄積する。
今回、顧客誘致・案内をロボットのみで行いマーケティング支援を行うために、ズックとセットで使えるクラウド型POPサイネージを開発した。
ブラウザがあればどの端末でも使え、その場の用途に合わせて、サイズやデザインを好きなカタチに変えることが可能できる。自立通信機能搭載でいつでもどこでも稼働できるのが特徴。
浦和PARCOの5階レストランフロアでの実証実験は、各レストランのメニュー紹介や各エリアの通行人数を自動計測し、ロボットのみで顧客接点を拡大しマーケティングも行うことが目的という。
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