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NECとインテージ/食品ロス・廃棄対策で、需給最適化ビジネスを協業

2018年06月26日 10:30 / IT・システム

日本電気とインテージは、多様な業種・業界における製造、卸・物流、販売のバリューチェーン全体で需給を最適化するビジネスにおいて、ビジネスパートナーとして協業する。

<協業のイメージ>
協業のイメージ

両社は協業において、今年の2月に発表したバリューチェーン全体で需給を最適化するNECのデータ流通基盤「需給最適化プラットフォーム」と、データ解析の要となるインテージのSRIR(全国小売店パネル調査)やSCIR(全国消費者パネル調査)等の様々なデータや分析ノウハウを組み合わせることで、基盤の需要予測精度の向上とそれらを活用した商品需要予測サービスの提供を共に推進する。

「需給最適化プラットフォーム」は、さまざまなデータ事業者から提供される情報(気象情報、POSデータ、オープンデータ等)や、バリューチェーンを構成する企業のデータを相互活用し、これまで企業ごとに行っていた需要予測精度の向上を実現するもの。

これにより、メーカー企業の在庫・生産の適正化や卸・物流企業の在庫の最適化、リソースの効率化、販売企業の発注の適正化等、食のバリューチェーン全体の最適化を図る。

インテージは、本基盤やNECの最先端AI技術群「NEC the WISE」を活用することで、マーケティング効果測定やデータ解析支援サービスといった既存サービスにおける分析業務の効率化や新たな規則性の発見による新サービスの事業化を目指す。

■需給最適化プラットフォーム
http://jpn.nec.com/vci/optimization/index.html

■問い合わせ
NEC 
マーケティング・ニュービジネス本部
jukyu-support@mnb.jp.nec.com

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