デジタル「コト」体験/スタイリング、コスメなど個人向けサービス提供
2019年03月19日 17:55 / IT・システム
この春オープンやリニューアルしたアパレル専門店や百貨店で、デジタル技術を活用したさまざまな「コト」体験を提供する試みが増加している。
デジタルネイティブなミレニアル世代、忙しいビジネスパーソン向けに、時短かつ、パーソナライズされたサービスを実施するもので、デジタル技術を活用して「コト」体験を提供している。
<アプリでマネキンのQRコードを読み込む>
出典:ジーユー渋谷店オープニングイベント
ジーユーは3月15日、渋谷にデジタルとリアルを融合した最新旗艦店「ジーユー渋谷店」をオープンした。
デジタルサイネージやスマホアプリを活用し、アバターによるバーチャル試着、在庫情報やレビューを買物しながらリアルタイムで検索でき、スムーズな買物体験を楽しめる。
公式アプリ「GU STYLE CREATOR」をダウンロードし、マネキンのQRコードを読み込むと、コーディネート丸ごとの情報が手に入るサービスが、先行して導入した原宿店で人気で、渋谷店でも取り入れた。
取り入れた情報は、自動的にお気に入り登録されるので、色やサイズ違いを検索したり、ほかのコーディネート、レビューを見比べ、店舗ですぐに購入しなくても、あとからECで購入でき、失敗しない買物になりやすいという。
アバターでコーディネートを楽しめる「GU STYLE CREATOR STAND(ジーユースタイルクリエイタースタンド)」は、自分好みのアバターを作り、様々なデザイン、色、サイズでコーディネートを試すことができる。
アバターは、写真で自分に似た姿に作成できるだけでなく、髪型、メガネのあるなしも選べ、自分好みに作成が可能となっている。
また、3月15日リニューアルオープンした阪急メンズ東京は、グループ初の「Eスタイリング」を4階のオーダーサロンに取り入れた。
オーダーサロンの試着室に設置。顧客の写真を撮影し、保存できる。顧客は自分の後ろ姿や、以前のコーディネートの写真と見比べながら、好みのスタイリングを作り上げることができる。
3月16日リモデルした伊勢丹新宿店「メンズ館」では、1階のコスメフロアで、肌診断を導入。
自分の現在の肌の調子をデジタル診断してもらいながら、ぴったりのコスメを選べる。
さらに、1階シャツ売場では、タブレット端末を使い襟、ボタン、ステッチなど仕上がりを確認しながら、オーダーを楽しめる。
一度サイズを記録しておけば、2回目以降は、ネット上で自由にオーダーすることができる。オーダーを気軽に試せるよう価格は1万5000円からとなっている。
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