調剤薬局のクラフト/多店舗ビジネス支援サービス「Shopらん」導入

2019年08月28日 16:40 / IT・システム

調剤薬局を展開するクラフトは8月28日、ドリーム・アーツが提供する多店舗ビジネスを支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」を導入したと発表した。

「さくら薬局」など、全国に調剤薬局を展開するクラフトは、本部-店舗のコミュニケーション改革を通じて、従業員の働きやすさと、店舗運営レベルの向上を目的として「Shopらん」を導入した。

クラフトが展開する店舗のうち先行して600店で、2019年7月から利用を開始しており、今後全店舗に導入を進める。

<システム背景と「Shopらん」導入後の改善目標>
システム背景と「Shopらん」導入後の改善目標

店舗には、薬局長・薬剤師・事務員などさまざまな役割をもつスタッフがおり、その役割によって必要な情報の種類が異なる。そのため、店舗に届いた情報を薬局長が都度各スタッフに振り分ける必要があった。

クラフトでは、現在までこうした本部と店舗間の情報発信や管理を一般的なグループウェアでおこなっていた。しかし、指示の作成や発信のルールが統一されていなかったため、情報の理解や整理が店舗の業務時間を圧迫していた。店舗ごとに期日管理の方法が異なり、作業のヌケモレが発生していた。

そこで、従業員の働きやすさを改善し、店舗運営のレベルを向上させるため、新しい仕組みの構築が必要と考え新しいシステム導入の検討を開始した。さまざまなシステムを検討するなかで、機能面やコミュニケーション改革の実績とノウハウを評価し、ドリーム・アーツが提供する「Shopらん」の導入に至った。現在、「Shopらん」導入により、作業徹底率向上などの改善を目標に活用を進めている。

<画面イメージ>
画面イメージ

クラフトの大塚吉史代表取締役常務は、「店舗数を拡大し続けるなかで、一般的なグループウェアによる運用では不十分に感じるところがありました。しかし、新たにシステムを導入するだけでは意味がないこともわかっていたため、システム検討に併せて運用ルールの見直しを検討しました。その際、ドリーム・アーツには店舗ヒアリングで現場の課題を把握してもらったうえで、具体的なアドバイスをいただけたことで、『現状を改善できる』という確信につながった。多店舗企業のコミュニケーション改革の支援に多くの実績を持つドリーム・アーツのノウハウが有効であると感じている」。

「今後、さらに『Shopらん』を活用することで、弊社理念である『患者さまのニーズに応え、質の高い医療サービスを提供し、地域社会から信頼される企業づくりを目指す』を実現していきます」とコメントしている。

「Shopらん」は、流通・小売業の本部・店舗間コミュニケーションに特化したクラウドサービス。すかいらーくやRIZAPグループなど幅広い業種・規模で採用され、導入店舗数約3万5000店・利用人数約53万人(海外含む)が利用している。

サービス基盤として日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現したという。

■Shopらん
https://shoprun.jp/

■問い合わせ
ドリーム・アーツ
カスタマーサクセス統括本部
広報担当:佐藤、三田
TEL:03-5475-2502
pr@dreamarts.co.jp

エミテラス所沢/初年度売上300億円目標、家族向け中心に142店舗オープン

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

IT・システム 最新記事

一覧

ドリーム・アーツに関する最新ニュース

一覧

調剤薬局に関する最新ニュース

一覧

マイクロソフトに関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧