三菱食品/業務用展示会を初開催、外食に20~30代呼び込む提案
2019年08月28日 16:20 / 経営
三菱食品は8月28日、外食向け「業務用展示会2019 REIWA STYLE COLLECTION」を初開催した。
通常「三菱食品ダイヤモンドフェア」で流通・小売向け提案、商品などを紹介してきたが、今年から外食向けに展示会を切り分けたもの。
調味料・調理加工品69社、水産・畜産・農産29社、酒類28社、資材13社、飲料・デザー10社、三菱食品オリジナルブランド7社などメーカー150社以上が参加した。
商品展示のほか、外食市場をはじめとするメガトレンド、外食に関する生活者アンケートの結果などを紹介。外食市場は2017年約26兆円と回復傾向にある。
サードプレイスとしての外食の場の需要が増加。高齢・単身世帯の増加、女性の就業増で、調理機会が減り、従来の家事のスタイルは大きく変化、外食の利用可能性が顕在化している。
また、20代以上で「ちょっといい店を利用する」外食事情のアンケート調査によると、20代は「月2、3回」が伸長。30代では「ほぼ毎日」が増加。利用の理由は、20~30代では「自分・相手へのご褒美」が最も多かった。
また、20~30代は「昇給・昇格」「プロジェクトの終了時」などここぞというときに、お金をかけていることもわかった。
店を選ぶポイントは、「厨房・テーブルでのパフォーマンス」を重視していることも明らかになっている。
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