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マルアイ/新設物流センターにハネウェルの「次世代冷媒」採用

ハネウェルは11月26日、兵庫県で食品スーパーを運営するマルアイが兵庫県加古川市に新設した「ロジスティクスセンター」の冷凍冷蔵システムに、自社のソルスティスN40(R-448A)冷媒が採用されたと発表した。

ロジスティクスセンターは11月から稼働しており、冷凍冷蔵エリア8250m2を有する。マルアイが県内に展開するスーパーマーケット63店(内、12店でソルスティスN40採用済)の物流ハブとなる施設となっている。

ハネウェルによると、今回のソルスティスN40の採用は、冷凍冷蔵倉庫用途でアジア初となる事例だという。

<ロジスティクスセンター>
ロジスティクスセンター
画像提供:日本ハネウェル

1953年に創業し、地域密着型食品スーパーとして成長を遂げたマルアイは、食品流通業界のイノベーターとして先進的な取り組みで知られる企業。カーボンフットプリント削減についても、2003年から業界でいち早く店舗のオール電化を開始し、約2割の光熱費削減に成功した。

マルアイ代表取締役副社長堀徳治氏は、「新しいロジスティクスセンターの冷凍冷蔵システム選定にあたっては、信頼性、安全性、メンテナンスのしやすさ、環境性と経済性を総合的に勘案しました。当社では既にスーパーマーケット店舗でソルスティスN40冷媒を用いる冷凍冷蔵ショーケースを導入しており、省エネ性や性能を実感できていたことから、最終的に採用を決定しました。」とコメントしている。

ハネウェルによると、「ロジスティクスセンターで採用されたパナソニック製のコンデンシングユニットは、低温(冷凍)と中温(冷蔵)域ともにソルスティスN40に適合するモデルで、R-404A冷媒を使用する従来モデルに比べ、エネルギー効率性を7%、R-22冷媒を使用する従来モデルに対しては約30%向上する」という。

日本ハネウェル、アドバンスド・マテリアル事業部部長の竹田学は、「環境規制によって従来冷媒のR-404AやR-22の削減が進むに従い、国内の食品流通業では長期的に有用な代替策を講じていくことが大きな課題となっています。このたび、マルアイが新設された物流センターにソルスティスN40を採用いただいたことで、今後数十年にわたって持続可能な運営のお役に立てることを光栄に思います」とコメントしている。

ソルスティスN40(R-448A)は、ASHRAE34基準クラスA1(不燃・無毒)で、国内では不活性ガスに分類される冷媒。ソルスティスN40のGWPは1387で、R-404A冷媒(GWP:3920)に比べてシステムのエネルギー効率性を最大16%向上する能力を有している。

スーパーマーケットなどの冷凍冷蔵用途でR-404AとR-22(GWP:1810)を代替するソルスティスN40は、既に世界中で2万3000店以上のスーパーマーケット店舗に導入されている。

ソルスティスN40は、R-404AとR-22と類似した特性を有しているため、冷媒配管などの既存設備を継続して使用することができ、設備メンテナンスについても従来冷媒と同様の方法で取り扱うことができるという。

■ハネウェル冷媒ウェブサイト
https://www.honeywell-refrigerants.com/japan/

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