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スシロー/ITで「非対面化」対応、自動案内・自動土産ロッカーなど導入

2020年10月22日 15:20 / IT・システム

あきんどスシローはこのほど、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、新店・改装店舗を中心に、ITを駆使した安全・安心の取り組みを強化している。

これまでも、システムによる省力化を進めていたが、昨今の状況下に対して省力化技術を駆使することでスタッフとのやり取りを減らす「非対面化」システムの活用により、衛生対策を強化している。

各システムを入店前や入店時、会計までの場面で活用することで、スタッフとの接触を減らすことができる。

また、スシロー公式アプリを活用することで3密回避にもつながり、来店客が安心して食事できる環境を整えた。

<アプリ画像>
アプリ画像

来店前は、スシロー公式アプリで、来店予約をすることで、呼び出しまでの目安時間を確認することができる。案内時間の30分前・10分前を目安に、アプリの通知機能で知らせるため、呼び出しの時間が近づくまで車の中や店舗の外で待つことができ、待合スペースでの密を避けることもできる。

<自動案内>
自動案内

来店時は、受付システムでチェックインすると自動アナウンスで席を指定・案内するシステム「自動案内」を活用。来店後、「自動案内」でチェックインすると、システムがアナウンスを行い、席へ案内を表示する。

待ち時間が発生する場合は、モニターに順番が表示される。席が空いたら順次、システムが席を指定・案内するので、スタッフとの接触も回避できる。

<セルフレジ>
セルフレジ

会計では、セルフレジを活用している。食事後は、席で渡す会計札(QRコード)をレジにかざすことで、レジが無人でも会計できる。レジでスタッフを待つこともなく、人との対面も減らすことができる。複数のキャッシュレスサービスにも対応しているので、スムーズな会計を提供する。

<自動土産ロッカー>
自動土産ロッカー

持帰商品でもアプリを活用している。スシロー公式アプリから簡単に持ち帰りの注文ができる。店舗での受け取り時間の指定もできるため、スムーズに商品を受け取れ、店内での混雑を避けることにもつながる。

また、持帰商品をスムーズに、スタッフと接触することなく受け取れるシステムとして「自動土産ロッカー」を導入した。

スシロー公式アプリで好みの商品を予約すると、メールでQRコードが届く。QRコードをロッカーに読み込ませることで、温度管理されたロッカーから、持帰商品を受け取れる。電話・ FAXで持帰商品を注文する際も、「セルフレジ」を使用すればスタッフとの接触を減らすこともできる。

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