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成城石井/全186店に「Shopらん」採用、店舗の実行力向上・負担軽減

2021年02月04日 13:35 / IT・システム

ドリーム・アーツは2月4日、成城石井が全186店舗において、多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん(ショップラン)」を採用すると発表した。

<店舗の実行力向上・負担軽減>
店舗の実行力向上・負担軽減

「Shopらん」は、多店舗企業の本部・店舗間コミュニケーションに特化したクラウドサービス。イトーヨーカ堂、エディオン、すかいらーくなど幅広い業種・規模で採用され、導入店舗数約3万9000店、利用人数約53万人(海外含む)となっている。

サービス基盤として日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現している。

「Shopらん」は、3月よりスーパーマーケット「成城石井」の全186店舗にて利用開始される予定。成城石井における「実行力向上」と「店舗負担軽減」への貢献が期待され採用された。

これまで成城石井における本社と店舗の情報共有ツールには、eメールのほか掲示版、アンケート、eラーニングなどさまざまなツールを利用していたが、情報確認、オペレーションが煩雑になることが課題となっていた。

今後は、全186店舗の情報共有ツールを「Shopらん」に統合することで、これらの課題を解決していくことが期待されているという。

「Shopらん」採用のポイントは実行力と店舗の負担削減

今回、成城石井にて「Shopらん」を導入するにあたり、「本社-店舗間で行われていた、複数のツールで行われるバラバラのやりとりを『Shopらん』に集約・統合することで情報処理にかかる負担軽減」「『Shopらん』による店舗タスクの自動整理で店舗が実行しやすい環境を整備することに加え、ダッシュボードでの作業進捗を可視化」などの効果を期待している。

加えて、システム導入により店舗のスタッフに負担をかけないよう、「操作がわかりやすく、直感的に使える」という点も採用決定のポイントになった。

見た目がシンプルというだけではなく、店舗の運用・オペレーションに最適化された「Shopらん」の画面構成や機能によって、店舗スタッフに負担をかけずに運用できると判断したという。

成城石井・業務改革室の間山英俊室長代理は「当社の店舗運営においては『実行力』を特に重視しています。これまでも本社や店舗の工夫により一定の実行力が保たれていましたが、これまでの本社-店舗間のやりとりは、バラバラに導入した複数のツールにより双方ともに負担のかかるものになってしまっていました。今回、2021年3月から全186店舗で『Shopらん』の利用を開始する予定です。利用開始後は、これまで利用しているさまざまな本社-店舗間のコミュニケーションツールを順次『Shopらん』に統合していきます」。

「『Shopらん』を活用することで、現場が実施すべきことを確実に遂行できる『実行力の向上』と、さまざまなツールを統合・集約することでの店舗スタッフの負担軽減を実現していきます。これにより、私たちが大事にしているイノベーション(革新)を起こすための時間的・心理的な余裕も創出できるのでは、と期待しています。付帯業務を圧縮し、お客様に満足いただくための本来業務に注力することで、お客様の声をしっかりと収集し、イノベーション(革新)に活かしていきます。そして、当社が目指す『食にこだわる人たちのためのライフスタイルスーパー』を確立していきます」とコメントしている。

詳細はこちら

■Shopらんについて 
https://shoprun.jp/

■サービス概要や事例を紹介するセミナー動画を公開中 
https://shoprun.jp/mov/intro-seminar-apply/

■問い合わせ先
ドリーム・アーツ
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 29階
協創パートナー推進本部 
広報担当:上野谷
TEL:03-5475-2502 
E-mail:pr@dreamarts.co.jp
https://www.dreamarts.co.jp/

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