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カジュアル衣料/1月既存店西松屋0.8%減、ハニーズ21.5%減

2021年02月04日 13:40 / 月次

カジュアル衣料4社の1月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ(ファーストリテイリング)2.0%増、しまむら7.6%増、西松屋0.8%減、ハニーズ21.5%減となった。

ユニクロ、西松屋では緊急事態宣言の再度の発出などで、巣ごもり傾向が強まり、在宅ニーズにマッチしたカジュアル衣料が好調だった。

■ファーストリテイリング(2020年8月期:売上高2兆88億円)
既存店(721店)+Eコマースの売上高は2.0%増、客数0.3%減、客単価2.4%増。

直営店(762店)+Eコマースの売上高は1.8%増、客数0.3%減、客単価2.1%増。

出店0、退店は6だった。

1月は、気温が低く推移したことに加え、引き続き在宅需要が高かったことで、在宅ニーズにマッチした商品の販売が好調で、既存店売上高は増収となっている。

新型コロナウイルス感染症の影響による、1月末時点の臨時休業店舗は4店舗、時間短縮営業を行っていた店舗は159店舗だった。これらの臨時休業、営業時間短縮した店舗は既存店、直営店から除外せず算出している。

■しまむら(2020年2月期:売上高5219億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)7.6%増、客数4.1%増、客単価3.3%増。

全店売上7.5%増。出退店0で1月末店舗数1431店。

1月度は、年末以降の強い冷え込みで、肌着やインテリアなど実用品を中心に冬物商品が良好に推移。巣ごもり傾向の強まりで、リラクシングウェア、スポーツウェアも好調だったという。

春物では新ブランド「SEASON REASON(シーズン リーズン)」、インフルエンサー企画「dear.ful(ディアフル)」のプルオーバーやパンツが好調となっている。

■西松屋チェーン(20日締、2020年2月期:売上高1429億円)
既存店売上高0.8%減、客数2.7%減、客単価2.0%増。

全店売上0.5%増、客数1.3%減、客単価1.8%増。

出店1、退店0で、1月度末の店舗数は1009店舗。

1月は、冬物衣料について、前月までの販売がきわめて好調に進んだことで、昨年と比較して在庫が少ないものの、気温が低く推移し、手袋、ニット帽子、防寒ジャケットなどの売上高が伸長した。また、春物衣料も順調に立ち上がっているという。

■ハニーズ(2020年5月期:売上高425億円)
既存店売上高21.5%減、客数20.8%減、客単価0.9%減。

直営店売上高21.0%減、客数20.4%減、客単価0.8%減。

出店0、退店6 、1月末店舗数876店。

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