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DNP/池袋ミラーワールド「バーチャル書店」アバターで買物・イベント参加

2021年03月26日 16:30 / IT・システム

大日本印刷(以下:DNP)は、3月27日にオープンするテレビ東京運営のバーチャル空間「池袋ミラーワールド」に参画する。

<池袋に「バーチャル書店」>
池袋に「バーチャル書店」

池袋ミラーワールドは、テレビ東京と、DNPを含む企業10社は、現実の街と並列(パラレル)で存在する、自治体や施設オーナー公認の仮想の街・施設。DNPは、グループのジュンク堂書店池袋本店を「バーチャルジュンク堂書店池袋本店」を「池袋ミラーワールド」に構築する。本というコンテンツと書店というメディアの新たな価値を提供する「バーチャル書店」の事業化に取り組む。

本を基軸としたイベントやサロンなどの新しいコミュニティモデルの開発、リアルとバーチャルを連動させた広告・プロモーション事業の開発、ハイブリット型総合書店「honto」、ジュンク堂書店池袋本店との連動による書籍拡販モデルの開発などを行う。

<hontoとの連動による書籍拡販モデル開発へ>
honto

DNPは書店を、生活者が本をきっかけに「知」や「人」と出会えるコミュニケーションメディアと捉え、より自由度の高いバーチャル空間においても、コンテンツとメディアの新たな体験価値を提供する。

生活者は「バーチャル書店」に自宅などからWebブラウザでアクセスし、アバターを通してバーチャル空間に作られたフロアやイベントコーナーを回ることで、多様な体験に出会うことができるという。

例えば、キュレーターによる本の魅力の解説、動画や音声の活用、オンラインサロンの開催といった多様な手法で、本の新しい楽しみ方を提供していくことを目指す。

また、書店員や著名人などが独自のテーマでお薦めの書籍を紹介する「ブックツリー」、「AI書店員」など、ビジュアル化された検索機能やレコメンド機能を通じて偶発的なコンテンツとの出会いが楽しめる機能を開発する予定だ。

■池袋ミラーワールド
https://www.mworld.jp/

■問い合わせ先
https://www.dnp.co.jp/CGI/contact/form.cgi?mode=privacy

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