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東京建物など3社/大手町タワーで3Dホログラムサイネージの実証実験

2021年04月07日 13:50 / IT・システム

東京建物、3Dホログラムサイネージ広告事業を企画・開発するLife is Style、ソフトバンクグループ社内制度で新規事業を企画・推進するSBイノベンチャーの3社は4月5日~30日、東京都千代田区の「大手町タワー」内「OOTEMORI」で、国内初となる「3D ホログラムサイネージでの映像配信と人流データを用いた広告媒体価値の定量化」に関する実証実験を実施する。

大手町タワー内OOTEMORIのイベントスペースに3Dホログラムサイネージを設置。送客したい飲食店舗に関する斬新な映像を配信することにより、より多くの通行人を飲食店舗へ送客する。送客された人数を定量化することで、広告・PR媒体の効果・価値を定量的に把握し、数値によってその費用対効果を図るという。

<OOTEMORIのイベントスペース>
OOTEMORIのイベントスペース

「3Dホログラムサイネージの視認率接触数と、行動喚起による人の流れの可視化」に関する実証実験で、3Dホログラムサイネージで映像を配信し、それを視聴した通行人が、その後同じ建物内にある飲食店舗エリアにどの程度流入したのかをデータ化することで、広告・PR媒体の効果・価値を定量的に把握することができる。また、媒体を活用する側にとっても、数値によってその費用対効果を図ることが可能となるという。

Life is Styleが提供する3Dホログラムディスプレイ、「3D Phantom 」は、LED光源がライン状についたブレードを高速回転させ、光の残像によって映像を映し出す3Dホログラムディスプレイとなっている。

専用メガネなどは不要で、インパクトのある3D映像を肉眼で体験できる。立体的な映像と音を組み合わせることができるので、ブランドロゴや商品などを3D映像として空中に投影し、世界観をより忠実に、魅力的に演出する。

簡単に遠隔操作による映像配信・切り替えができるので、さまざまな映像ツールやメディアと組み合わせて展開することで、DX、都市開発、商業施設・店舗開発、インスタレーションなど、さまざまな分野・場所において活用することが可能だという。

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