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三陽商会/「ポール・スチュアート青山本店」でオンライン接客サービス開始

2021年04月27日 12:50 / IT・システム

三陽商会は4月29日、ファッションブランド「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」の東京都港区にある「青山本店」で、顧客が自宅から店頭と変わらない買い物ができるオンライン接客サービスを開始する。

<ポール・スチュアート青山本店>

利用者はブランドの公式サイトにアクセスし、トップ画面の「オンライン接客サービス」から希望の日時を指定して予約する。時間帯は月曜~日曜の11時~19時、接客時間は60分、90分間から選ぶことができる。

申込期限は、予約時間の24時間前までで、サイズゲージや生地見本、商品送付を希望する場合は5営業日前までに予約をする。予約は4月28日の12時から受け付ける。

接客ではオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使用し、PCやタブレットなどで会話をする。支払いはヤマト運輸の代金引換で決済を行う。

<オンライン接客のイメージ>

サービスでは、店のスタッフからの既製商品やスタイリングの紹介、2着目以降のパターンオーダースーツの相談など、ブランドに関わることなら何でも受け付ける。接客者は青山本店の10名のスタッフから選ぶことができる。

<パターンオーダー、セミオーダースーツ採寸のイメージ>

商品紹介は、青山本店で用意するメンズで約100種類、ウィメンズでは約60種類のアイテムとパターンオーダー、セミオーダースーツの全てが可能。パターンオーダーやセミオーダースーツを仕立て採寸履歴がある顧客はデータを基にしてオンライン上でパターンオーダーやセミオーダーのスーツの新調ができる。採寸履歴がない人でも希望があれば対応する。

<希望すれば商品、パターンオーダースーツのサイズゲージや生地見本を事前に送付>

そのほか、パターンオーダーやセミオーダースーツの接客を予約した顧客には、予約日までに店頭からサイズゲージや生地見本を送り、来店時と同じようにお好みの素材やサイズ感を確認できるようにする。既製品でも要望があった場合には商品を事前に送付する。

三陽商会では、新型コロナウイルスの感染拡大が長引き、実店舗での買い物が困難な状況にある中、顧客が必要時に必要なものを購入できることを目的にオンライン接客を実施。青山本店のスタッフがオンラインで顧客の要望に添った商品を一対一で提案することで、自宅でも店頭と同じクオリティの買い物ができるとしている。サービスは5月中旬の開始予定だったが、3度目の緊急事態宣言が4都府県に発令されたことを受け、約2週間早めてスタートすることした。

■ポール・スチュアート青山本店
住所:東京都港区北青山2-14-4 the ARGYLE aoyama1階
営業時間:11時~20時(併設のBARは緊急事態宣言期間中は14時~20時、通常:18時~24時)
売り場面積:約325m2
TEL:03-6384-5763
商品構成:ウエア、アクセサリー、服飾雑貨

オンライン接客サービス 予約ページ(4月28日の12時から稼働)
https://www.paulstuart.jp/news/detail.php?news_id=219

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