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国分/DX支援のデータフラクトと資本業務提携、AI需要予測を物流施設に導入

2021年10月04日 14:40 / IT・システム

国分グループは10月4日、AI・機械学習、ビッグデータ解析などのデータ活用サービスの提供、企業のDX支援事業を展開するスタートアップ企業DATAFLUCT(データフラクト)と資本業務提携に関する基本合意を締結したと発表した。

データフラクトは、AIを活用したデータ分析などのデータサイエンス技術を持ち、企業のDX支援、さまざまな業界に向けた自社サービスを展開している。企業課題の解決を通し、SDGsのターゲットといった各種社会課題の解決も目指すスタートアップ企業。今回の基本合意により、両社は中長期的な共創関係を構築し、需要予測に基づく受発注、在庫管理の高度化を目指す。

具体的には、データフラクトのAI技術を活用した需要予測システムを国分グループの汎用・専用物流センターに導入の上、受発や在庫管理の高度化、精度向上により在庫削減を図る。

また、青果を中心とした生鮮食品のサプライチェーンにおけるイノベーション創造を実現するための共同事業化に向けた検討を開始する。2021年度中に、データフラクトへの出資を含む資本業務提携契約を締結する予定だ。

国分のSDGsマテリアリティのひとつ「サプライチェーン」における「食品廃棄物量の削減」を加速させるとともに、第11次長期経営計画で掲げる食品業界の新たな価値創造を進めていく。

■DATAFLUCT(データフラクト)
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル6階
代表取締役:久米村 隼人
事業内容:データ活用サービス(AI/機械学習/ビッグデータ解析)の提供、企業のDX支援

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