流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





GPS人流商圏分析ツール/「Datawise Area Marketer」階層判別機能を実装

2022年03月25日 12:30 / IT・システム

ドコモGPS統計データを活用し、エリアマーケティング・商圏分析サービスを行うデータワイズは4月、人流分析ツール「Datawise Area Marketer」に、階層判別機能を追加する。

<階層判別機能を追加>
階層判別機能を追加

これにより階層別の人流を見分けることが可能になり、ビルに入居している事業者など、より幅広い事業者でGPS分析を活用できるようになるという。

「Datawise Area Marketer」は、ドコモGPS統計データ、属性情報を活用した人流分析ツール。飲食店、小売店が店舗・施設の来訪者数の時間別人数や属性を統計的に把握し、販促や営業時間の最適化を行ったり、新規出店候補地の選択に役立てたりすることが可能。また、自治体や不動産デベロッパーが、エリアの人流特性を把握、居住者・勤務者の属性に合わせた住みやすい・働きやすい街づくりに活用する事例も増えている。

ドコモGPS統計データとは、ドコモがアプリユーザー同意のもと取得し、個人を特定できない形式に加工、統計化したデータを指し、属性ごと(性別・年齢層など)の統計データを用いた分析が可能となる。NTTドコモグループに属するオークローンマーケティングから提供を受け使用している。

<属性情報を活用した人流分析ツール>
属性情報を活用した人流分析ツール

「Datawise Area Marketer」では、これまでその来訪者数・属性分析において建物単位で集計を実施し、階層別の集計は行っていなかったが、今回のアップデートで、アプリで取得できる高さデータを活用し階層を判別する機能を追加、地下1階、1階、2階、3階の階層別の集計を実施できるようになった。

これにより、建物単位の分析しかできないことから利用を控えていた事業者も、階層ごとの店舗単位の分析(例えばビルの1階に入居している店舗のみの来店者数を判別する)ができる(このとき、ビーコンなどの機器の設置は必要はない)。

<階層別の集計を実施可能に>
階層別の集計を実施可能に

この機能追加により、例えばビルに入居している事業者など、GPS統計データによる来訪者数・属性分析を利用できる顧客の業種・業態が大きく広がると予想している。4月のアップデートで、全ユーザー企業・自治体に提供予定だ。

■詳細はこちら
https://www.datawise.co.jp/posts/220315-1

■データワイズについて
データワイズは、GPS位置情報データを世界最高水準の解析技術を用いて分析、サービス開発を行う企業。都市開発における街づくり戦略、流通小売における新規出店戦略の交通量調査、地方自治体における観光行動調査など、人流データ・商圏データを基にしたエリアマーケティング、商圏分析、店舗運営改善をサポートしている。

■無料トライアル受付中
Datawise Area Marketerは2週間の無償トライアルを提供中
詳細はこちら:https://www.datawise.co.jp/areamarketer/trial

■サービスに関する申込・問い合わせ先
https://datawise.co.jp/areamarketer

■データワイズ
所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー21階
代表取締役社長:今田 隆秀
設立:2020年1月18日
https://www.datawise.co.jp/

関連記事

IT・システム 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧