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セブンイレブン/店舗でカゴメ「べジチェック」の実証実験

2023年08月03日 15:10 / IT・システム

セブン‐イレブン・ジャパンは8月3日、セブン‐イレブンが地域にとって健康を維持するための拠点となり、価値ある商品やサービスを通じて健康な社会を実現したいとの想いから、カゴメの特許技術である「ベジチェック」を用いた実証実験を、東京都内、神奈川県内、兵庫県内の一部セブン‐イレブン14店舗(7月末現在)で開始したと発表した。

<べジチェック>

「べジチェック」は、手のひらをセンサーに約30秒押し当てるだけで、簡単に野菜摂取量を推定できる機器。センサーのLED(発光ダイオード)から照射された光が皮膚に反射し、皮膚のカロテノイド量を測定する。野菜(特に緑黄色野菜)を食べると野菜に含まれるカロテノイドが体内に吸収され、やがて皮膚に蓄積する。さまざまな深さや角度から得られる反射光を機器が測定し、カゴメ独自のアルゴリズムでカロテノイド量を計算することで、野菜摂取レベル、推定野菜摂取量を表示する。2~4週間前までの食生活状況が反映され、野菜摂取レベルは0~12.0の120段階で表示し、7~8がおおよそ350gの野菜摂取量に相当する。

また、実証実験に合わせ、8月3日から、神奈川県内の設置店舗を除き、セブン‐イレブンアプリとの連携を開始する。「べジチェック」タブレットの横に設置したカメラ部分に、セブン‐イレブンアプリの会員バーコードをかざしてから「べジチェック」で測定することで、後日1日1ポイントを上限にnanacoポイント付与する・

現在、創業50周年を迎え「明日の笑顔を共に創る」という目指す姿を実現するため、「健康」「地域」「環境」「人財」という4つのビジョンを掲げている。今回は、このうちの「健康」に資する取り組みであり、健康な社会を実現したいとの想いから、実証実験に至った。

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