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ニトリ/ECに「Lazuli PDP」導入、AIで商品情報を反映

2024年01月12日 10:57 / IT・システム

Lazuliは1月11日、AI技術を活用したSaaSのクラウド製品マスタ「Lazuli PDP」がニトリに採用されたと発表した。

ニトリ

「Lazuli PDP」は、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括して管理し、データを活用しやすい形に整備、連携するためのクラウドサービス。メーカー、小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行う。

これらの情報が「Lazuli PDP」を通じて、ユーザーに提供される仕組み。

今回、「ニトリネット」において、商品情報を整理し、充実させるためのAIソリューションとして採用され、2023年12月より、実験導入を開始した。

「ニトリネット」は、ベッド・ソファから収納、生活雑貨、キッチン用品、ネット限定まで幅広い商品がそろう。今後、商品掲載数をより一層、増やしていく方針から、商品掲載業務の生産性を高めることが課題となっていた。

そこで、「Lazuli PDP」を導入。AIを活用して自動で収集した商品情報をECサイトに反映することにより、利便性の高いECサイトを効率良く構築していく。

「Lazuli PDP」には、Lazuliが独自開発した高速クローラー機能が搭載されており、オンライン上で公開されている商品情報を自動で取得する。

また、適切なフォーマットに整えた上でECサイトに反映することが可能。これまで「ニトリネット」では、担当者が各メーカーに問い合わせて商品情報を取得していたが、「Lazuli PDP」の導入により、同作業を自動化し、作業負担を大幅に軽減することができるという。

■Lazuliの問い合わせ先
マーケティング担当 池内
E-mail:pr@lazuli.ninja

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