メルカリ／スポットワーカー向けサービス提供開始

2024年03月06日 15:28 ／ IT・システム

メルカリは3月6日、空き時間に「だれでも、すぐに、かんたんに」働ける新サービス「メルカリハロ」を提供開始した。

＜スポットワーカー向けサービス提供開始＞

メルカリアプリに「はたらく」タブを追加。本人確認・銀行口座を登録済みの人であれば、面接・履歴書不要で最短1時間から、ファミリーマート、日本郵便をはじめとする大手事業者の職場で働けるようになる。まずは1都3県の店舗から3月7日以降の求人掲載を開始。各パートナーの全国4万カ所以上の求人を順次公開していく。同時に「働く」機能に特化したアプリ版も提供する。

給与については、働いた後、最短即日振り込みで受け取り可能。当面の間、給与は銀行振り込みだが、将来的にはグループ会社のメルペイを通じた給与デジタル払いなど、メルカリグループの既存のサービスとも連携し、より便利に利用できるような環境を構築していく。

＜初期求人パートナー＞

求人募集パートナーには、コンビニ、飲食・カフェ、アパレル・小売、物流・倉庫、ドラッグストア、ホテル、ジムなど、1都3県の大手事業者が登録されている。各パートナーの全国4万カ所以上の店舗の求人も順次公開を進めていく。自宅や学校、職場の近くの生活圏内で、自身の興味・関心・経験に合致するさまざまな仕事に応募することが可能だ。

新サービス提供の背景には、ライフスタイルに合わせて柔軟に働けるスポットワーク利用者の拡大がある。メルカリが2023年11月に行った調査では「スポットワークを利用したことはないが、利用意向がある」と回答した人は約32％に上り、これをもとにメルカリの月間利用者約2300万人中、約750万人の潜在スポットワーカーがいると仮定。今後も利用者が広がっていくと考えた。

一方、2024年2月に行った調査では、スキマバイトを利用したことがない理由として「登録などの手続きが面倒そう（23.0％）」、「自分に合った仕事がなさそう（19.1％）」といった理由が挙がっている。これらの課題を解決して、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を可能にすべく、新サービスの提供を開始した。

■「メルカリハロ」リリース記念キャンペーン

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