ファミマ×ミーク/店舗の省エネ・節電推進「CO2換気制御・監視システム」導入

2025年01月27日 15:24 / IT・システム

ファミリーマートは2月末までに、店舗の省エネ・節電に対する取組として「CO2換気制御機器および遠隔稼働監視システム」を導入する。

<遠隔稼働監視の連携イメージ>

ミークとの資本業務提携による店舗の通信インフラ整備第1弾で、ファミリーマートが節電効果を期待して「CO2換気制御」を行う機器を約1100店に導入する。

店内に設置したCO2センサーで計測したCO2濃度により換気扇のON・OFFを自動に制御し、空気環境を維持しながら過剰な換気を抑制することで、空調機の負荷を減らして節電できるという。機器の導入により、店舗全体の電気使用量の約2%程度の節電につなげる。

加えて、CO2換気制御機器を導入する約1100店舗のうち約450店舗に、CO2センサーの正常な作動を確認するため、ミークによる遠隔稼働監視システムも導入。CO2センサーの状態を「MEEQ SIM」で「MEEQデータプラットフォーム IoT ストレージ」に送信し、センサーの稼働状況を視覚的に把握できるという。

IoTストレージの通知機能により、異常を検知した場合にはメールで通知されるため、迅速な対応が可能になる。

なお、ファミリーマートでは2024年3月、建設・管財本部に「エネルギーマネジメント部」を新設し、配下に店舗省エネグループを設置した。グループでは、店舗の省エネや節電効果が期待される節電機器を積極的に実験導入し、順次拡大を図っている。

■ミーク
https://www.meeq.com/

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