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ファミリーマート/1時間始業繰り上げ節電&効率化「サマータイム」期間2倍に

2023年07月14日 16:39 / 経営

ファミリーマートは7月16日、社員の業務効率化と節電を目的として、始業時間と終業時間を1時間ずつ繰り上げる「ファミマサマータイム」を開始する。

期間は、9月15日までの2カ月間で、昨年の2倍となる。社員の働き方改革の一環として、夏場に早朝から業務を開始し、効率的に働くことで終業時間を早め、自己啓発に充てるなど、時間を有効に使う取り組み。さらに社内照明などの電力使用時間を短縮することで、節電にも積極的に取り組んでいく。

対象者は、スーパーバイザー(SV)および本部社員など約4700名(店舗勤務者等を除く全社員)。対象地域は、田町本社および、全国約230の営業所など。

<店舗でも取り組み継続>

同社は、2022年2月より節電対策のプロジェクトチームを立ち上げ、急速な社会環境の変化や電力需給のひっ迫時に、節電につながる、さまざまな対策に取り組んでいる。同年8月には、節電と社員の業務効率化を目的とした「ファミリーマートサマータイム」に1カ月間取り組み、田町本社における2022年8月の電力使用量は前年比約90%となった。

<店舗での節電取り組み(一例)>

全国の店舗では、継続して節電の取り組みを実施。2022年6月より店内天井照明の照度を調整し、ATM看板・イートイン・店外殺虫機などの電源や一部照明の消灯も行っている。同年12月からは、飲料用冷蔵庫の照明を消した。

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