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清涼飲料/3月は、3位に3月19日発売サントリー「クラフトボスTEA」

2019年04月22日 12:50 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、3月の清涼飲料の1位は、3月5日にリニューアルしたキリンビバレッジ「キリン 生茶」525ml(税別希望小売価格140円)となった。

2018年の「生茶」ブランドは、年間販売数量2940万ケース(前年比7%増)を達成し、フルリニューアルをして緑茶市場を牽引した2016年以降、3年連続で販売数量が増加している。

今年はさらに「生茶」のうまみの訴求を強化し、「苦味を抑えた、うまみの緑茶」をより体感しやすい味覚にブラッシュアップした。

2位は、2月25日にリニューアルしたコカ・コーラ「綾鷹 茶葉のあまみ」525ml(140円)となった。

「綾鷹」は、創業450年の歴史を誇る京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」の協力のもと開発された、急須でいれたような緑茶の味わいを目指す緑茶ブランド。

「綾鷹 茶葉のあまみ」は、苦みや渋みを抑えた飲みやすい緑茶を好む人に向けて、茶葉本来のやさしい「あまみ」を楽しめるようにに設計され、2018年2月に発売した。

日光を遮断した覆下園で栽培することで、あまみや旨みが多く含まれる「玉露」、あまみやコクが特長的な「深蒸し茶」、抹茶を粉に挽きあげる前の原葉である「碾茶(てんちゃ)」の3種類の厳選された茶葉を合組(ごうぐみ)した。

さらに急須でいれるように、茶葉をかき回さず時間をかけて丁寧に抽出するとともに、今回新たに「水出し玉露」 を加えることで、発売開始以来の製品の特長である茶葉由来のあまみをより引き立たせながら、さわやかで青々しいお茶の香りも強化した。

3位は、3月19日から発売したサントリー「クラフトボスTEA ノンシュガー」500ml(160円)となった。

2017年に発売した「クラフトボス」シリーズは、すっきりと飲み続けやすい味わいやスタイリッシュなパッケージデザインが、若い世代や女性といったこれまで缶コーヒーになじみの無かった多様なお客の支持を得て、2018年の年間販売数量は、2700万ケースを超える結果となった。

昨今、働き方はより多様化が進んでいる。働き方とともに、飲料においてもより多様な選択肢が求められるようになってきていることを背景に、今回「クラフトボス」から「TEA」を発売した。

現代のオフィスワーカーの働き方にフィットする、時間をかけて少しずつ飲んでも快適な味わいを追求。独自の技術を用い、紅茶の華やかな香りを贅沢に抽出しながら渋みを最小限に抑えることで、無糖なのに満足感があり、すっきり飲み続けられる味わいを実現したという。

<清涼飲料の新商品ランキング>
清涼飲料の新商品ランキング

5週間以内に発売した商品では、3位のサントリー「クラフトボスTEA ノンシュガー」を含め7商品がランクインした。

4位にコカ・コーラ「ファンタ贅沢ダブル白桃&黄桃」410ml、7位にキリン「午後の紅茶マイスターミルクティー」500ml、9位にキリン「生茶」525ml×24本がランクイン。

13位にアサヒ「特産三ツ矢青森県産王林」460ml、15位にサントリー「スラ―バックス カフェラテ」200ml、20位にアサヒ「三ツ矢100%アップル」500mlがランクインした。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用した作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
http://www.mdingon.com/MdonWeb/service/newrds.html

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