加工食品/8月の1位は日清食品「カップヌードル 味噌」
2019年09月19日 12:10 / POS分析
マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、8月の加工食品の1位は、日清食品「カップヌードル 味噌」83gだった。
4月1日に発売した「カップヌードル 味噌」は、当初の販売計画を大幅に上回る売れ行きを記録し、十分な供給量を確保できない状況となったため、販売を一時的に休止していたが、8月26日から再発売した。
3種類の味噌を使用し、ショウガとニンニクでアクセントを加えた、濃厚でありながらもすっきりとした後味だという。
2位は、めいらく「コーンクリームポタージュ粒入り」900g。良質なスーパースイートコーンを丁寧に裏ごしして北海道産生クリームを加えた、風味豊かなストレートタイプのコーンクリームポタージュだという。
3位は、日清食品「ソース焼そばカップチキンスープ付き」104g。クセになるコクと香りのスパイシーソースとコシのあるウェーブ麺が特長で、2008年の発売以来、好評を得ている。
今回のリニューアルでは、麺を戻すために使用したお湯で手軽に作ることができる「チキンスープ」を付けた。
5週間以内に発売した商品は、14位キユーピー「オリーブオイル&オニオンドレ」180ml、17位日清食品「焼そばUFO 濃い濃い男梅焼そば」111g、18位日清食品「日清のどん兵衛 豚汁うどん」98gだった。
8月16日発売の14位キユーピー「オリーブオイル&オニオンドレ」(参考小売価格税別260円)は、エキストラバージンオリーブオイルと玉ねぎの素材本来の風味を生かし、程よい酸味に仕上げたシンプルな仕立てのドレッシング。
8月19日発売の17位日清食品「焼そばUFO 濃い濃い男梅焼そば」は、ノーベル製菓の「男梅 (おとこうめ)」とのコラボレーション商品。シソの香りと濃縮梅果汁の酸味がきいた梅塩 (うめしお) ソースと、梅干フレークと梅顆粒を使用した梅ふりかけで、突き抜ける酸味と梅干の旨みを凝縮し、「男梅」ならではの濃厚な梅干の味わいを焼そばで表現した。
新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。
新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。
ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。
売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。
RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。
■RDSについて
http://www.mdingon.com/MdonWeb/service/newrds.html
注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。
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