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アルコール飲料/12月1位は3カ月連続で「スーパードライ生ジョッキ缶 大生」

2023年01月19日 10:20 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売り上げランキングによると、12月のアルコール飲料の1位は、3カ月連続でアサヒ「スーパードライ生ジョッキ缶 大生」485mlだった。

飲食店のジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめる「生ジョッキ缶」の新たなラインアップ。これまで340mlの1品種のみの展開だったが、新たに485mlの大容量を発売することで、ビールの飲用頻度が高い生活者や「生ジョッキ缶」を飲用したことがない人の購入喚起や飲用喚起を図るという。アルコール分5%。

<アルコール飲料の新商品ランキング>
アルコール飲料の新商品ランキング

2位は、サントリー「ビアボール 小瓶」334ml(税別698円)。2カ月連続で2位に入った。

「新しいビールの文化をつくりたい」という思いから、炭酸で割り、好きな濃さで自由に楽しむというこれまでにない価値をもった新しいビールとして開発された。アルコール度数16%。

3位は、サントリー「ほろよい 華やぐ洋梨」350ml。12月6日発売で、中味は、洋梨の芳醇な香りと果実を頬張ったようなジューシーな味わいを目指したという。アルコール分3%。

5週間以内に発売した商品は、3位「ほろよい 華やぐ洋梨」のほか、4位サントリー「ほろよい いちごスパークリング」350ml、7位キリン「氷結 宮城産いちごもういっこ」350ml、8位キリン「氷結 ピノ・ノワール」350ml、14位サントリー「BAR Pomumメロンとバニラ」350ml、20位キリン「麒麟特製皮ごとレモンサワー」350mlがランクインした。

4位サントリー「ほろよい いちごスパークリング」350mlは、12月6日発売。いちごの甘酸っぱさとワインのコクが調和した、華やかな味わい。アルコール分3%。

7位キリン「氷結 宮城産いちごもういっこ」350mlは、12月13日発売。宮城産いちご「もういっこ」の甘味と酸味のバランスが嬉しい、みずみずしくすっきり爽快なおいしさが特長だという。アルコール分4%。

8位キリン「氷結 ピノ・ノワール」350mlは、12月13日発売。気分が高まるような赤い果実系の香りと、渋みが少なく酸味が程よいエレガントな味わいが特長のピノ・ノワールを使用した。アルコール分5%。

14位サントリー「BAR Pomumメロンとバニラ」350ml(希望小売価格税別156円)は、12月20日発売。バーで楽しめるようなお酒らしさと、果実のやさしい甘みによる心地よいおいしさを目指した。メロンのやさしい甘みと、華やかに香るバニラ、隠し味のブランデーとラムによる心地よい余韻が特長だという。アルコール分4%。

20位キリン「麒麟特製皮ごとレモンサワー」350mlは、12月6日発売。「麒麟特製」ブランドの特長である、複数の柑橘を12時間以上煮詰める(特許出願中)ことで、奥行きのあるレモンのうまみを引き出した。レモン果皮をアルコールに漬け込んだ「ビターリキュール」で果皮のほろ苦さ由来の味の厚みを持たせた。アルコール分7%。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売り上げ実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売り上げは、最新4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業:https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業:https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

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