スプリングバレーブルワリー/銀座で「クラフトビール」のサブスク開始
2019年06月13日 16:00 / 販促
キリングループのスプリングバレーブルワリー(以下:SVB)は6月17日、銀座ソニーパーク内のクラフトビール&デリスタンド「BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY」(以下BTG)で、サブスクリプションサービス「CLUB BTG」を開始する。6月13日、BTGでサービス説明会が開催された。
同社調べによると、クラフトブルワリーの直営レストランが継続的にビールを対象として行うサブスクリプションサービスとして日本初だという。
サービスは、favyの「飲食店のためのサブスクツール」を導入。
会員費は月額税込2496円で、平日限定で1日1杯、約17種類の中から好きなクラフトビール(レギュラーカップ250ml、通常価格500円)を選んで無料で飲むことができる。
料金は、月5回程度の利用が一般的とみて設定した。
現在のBTGの平均客単価は1200~1800円で、サブスクリプション制を導入することで、2割程度の単価アップを見込んでいる。
メインターゲットは、銀座周辺で働く20~30代。クラフトビールが好きで、新しい情報、コミュニティに敏感な層を狙う。
仕事終わりのリフレッシュや、友人・知人とのコミュニケーションなどのシーンに、多様なクラフトビールから、自身の好みの1杯を見つける楽しさをサブスクリプションとして提案する。
SVBの島村宏子社長は「クラフトビール市場は着実に成長しており、認知度も向上している。SVBの直営店も1日に5000~6000人のお客様がいらしてくださっている。さらに、新しいお客様を呼び込むため、サブスクリプションを開始する」。
「新サービスが、フェスなどで当社のクラフトビールに触れてくださった方の2回目の来店動機や、働き方改革で、ゆとりができ日に、クラフトビール好きという新しいコミュニティに来るきっかけになればうれしい」と述べた。
「飲食店のためのサブスクツール」で蓄積したデータをもとに、顧客のビールの嗜好、ビールとともに注文される料理などを分析し、クラフトビールサーバーの「タップマルシェ」の開発、他店のマーケティングなどに生かしたい考えだ。
銀座ソニーパークの営業期間に伴い、2020年秋サービス終了を予定している。
■「CLUB BTG」
提供開始:6月17日11時~
申込開始日:6月13日14時~
場所:BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY
東京都中央区銀座5-3-1 Ginza Sony Park B4(地下4階)
利用可能日:平日のみ
利用料金:月額2496円(税込)
対象商品:BEER TO GOにて販売しているクラフトビール最大17種類
会員申込みURL:https://www.favy.jp/shops/263262/plans/41
サービス概要:月額制、平日限定、1日1杯(レギュラーサイズ250ml)のクラフトビールを提供
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