favy/飲食店向け「サブスクリプション」ツール提供「ついで買い」促進

2019年06月13日 16:10 / IT・システム

favyは6月13日、飲食店向けにサブスクリプション(定額制サービス)機能「飲食店のためのサブスクツール」の提供を開始した。同日、都内で同機能の説明会が開催された。

<飲食店向けにサブスクリプション機能提供(イメージ)>
サブスクリプション機能提供

サブスクリプション(定額制サービス)機能とは、顧客が定額会員費を払うことで、特典や割引を提供する新しい集客支援サービス。

<サブスクリプションとは>
サブスクリプションとは

飲食店はサブスクリプションを導入することで、天候や曜日に左右される通常の販売売上とは別のキャッシュポイントを持つことができ、一定の売上の安定化はもちろん、顧客のリピート率の向上や、会員を通じた新規顧客獲得を実現できる。

<飲食店のためのサブスクツール>
飲食店のためのサブスクツール

「飲食店のためのサブスクツール」は、飲食サブスク用の継続課金、お知らせ配信やリターゲティング広告などの顧客管理、レジデータと連携した売上分析などの機能を実装している。

キリングループのスプリングバレーブルワリーが運営する銀座のクラフトビール&デリスタンド「BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY」で、6月17日から導入される。

月額価格税込2496円で、平日限定、1日クラフトビール1杯(レギュラーカップ、通常価格500円)を無料で提供する。

<高梨巧社長>
高梨巧社長

favyの高梨巧社長は、「サブスクリプションは、会員費による固定売上が入るだけでなく、サブスク化したことによる会員の来店頻度向上、ついで買いによる売上増、データを蓄積することで顧客の好みなど定量的に分析できるというメリットがある」。

「2016年10月に開始した、当社運営の月額制コーヒースタンドのコーヒーマフィアでは、月間平均22回利用されており、高い来店頻度を利用したアップセル・クロスセルで売上を伸ばしている。会員が友人を連れてきて、勧誘してくれることもあり、サブスク機能導入によるマーケティング効果も狙える」と説明した。

実際に自社で飲食店を運営する中でサブスクリプションによる集客の実証実験を行い、得たノウハウ、会員費と来店頻度のバランス取り方などを今回のシステムに反映しているという。

■問い合わせ先
favy
担当:加納、佐藤
TEL:050-1746-3240
press@favy.co.jp

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