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三菱地所/マンションに「移動販売車」鮮魚、青果など専門店商品も

2020年09月29日 13:20 / 販促

モビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」を展開するメロウ、三菱地所、三菱地所グループのマンションの総合管理会社である三菱地所コミュニティは10月1日、「SHOP STOP with 三菱地所のレジデンスクラブ」を本格開始する。

<SHOP STOP with 三菱地所のレジデンスクラブ>
SHOP STOP

メロウが運営する「走る専門店」の停留所「SHOP STOP」は、オフィス街、住宅街、病院といった多様なロケーションへ、個性豊かな移動型店舗「ショップ・モビリティ」を配車する停留所。フードトラックを中心とした900店と提携し、首都圏・関西・福岡エリア315ヶ所で展開、月次の流通総額は1億円を超える拡大を続けている。

今回、三菱地所コミュニティが管理するマンション敷地内に「SHOP STOP」を設置し、そこにフードトラック、移動物販車両が日替わりで出店する取り組みを開始するもの。

同サービスの導入によってマンション住民は、移動店舗という個性あふれる小さな専門店料理、商品を購入できるだけでなく、プロの知識、サービスとともに、毎日変わる店での新しいショッピング体験を楽しむことができる。

新型コロナウイルス感染症の影響で、在宅ワークが急速に広がり、ウェブでの会議、打ち合わせが日常となったことで、人々が家で過ごす時間は大幅に増加している。

3社はこの暮らしの急激な変化のなか、特に都市部におけるマンション住民の家庭での食事需要の増大に対応するために、フードトラックによる飲食販売を4月から都内の三菱地所コミュニティの管理するマンションにテスト導入。8月までに5物件で62店が参加し約2万4000食のサービス提供を行った。

<家庭での食事需要の増大に対応>
家庭での食事需要の増大に対応

テスト導入した5物件でフードトラック出店に対する居住者満足度調査を行ったところ、満足度平均は5点満点中4.3点と高評価を得た(回答者400人)。

「忙しい時にすぐご飯が買えて助かった」といった利便性の向上に対する意見から、「家で作らない料理だった」、「気分転換にもなった」といった外出自粛を余儀なくされる中での体験価値に対しての満足の声もあったという。

フードトラック以外のラインナップとして、豊洲市場仲卸の鮮魚、青果販売などのショップ出店も始めている。

市場事業者から直接説明を聞くことができ、スーパーなどではあまり見かけない魚や野菜、果物の品揃えとともに、目利き店主の専門知識に触れられる「ストーリーとの出会い」が居住者に好評を得ている。

<青果、生花などラインアップを拡大>
青果、生花などラインアップを拡大

今後、ベーカリー、生花店、さらにはフレグランスショップなど、新しい店も続々とラインナップに加わる予定。3社は同サービスを首都圏のマンション中心に拡大していく。

■SHOP STOP
https://shopstop.jp/

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