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セブンイレブン/ワクワク・驚き訴求で毎月大規模フェア開催

2022年04月28日 15:00 / 販促

セブンーイレブン・ジャパンは4月28日、2022年度の施策として、お客にワクワク・驚きを訴求するフェアやイベントを毎月開催すると発表した。同日開催した2022年度上期商品政策説明会で、取締役執行役員の青山誠一商品本部長兼物流管理本部長兼QC室管掌が明らかにした。

<青山商品本部長>
青山商品本部長

青山商品本部長は、「昨年から引き続き、コロナ禍で不安がある日常の中でも、ワクワク感や驚きをきちんと出すことに取り組んでいる。テレワークやオンライン会議などで、人が動くことが少なくなっている中で、我々の方から動いて、少しでも来店動機を高めてもらう目的で、フェアやイベントを開催する」と施策の狙いを解説した。

1月には、北海道フェアを開催し、1月11日から第1弾として、「北海道産生たらこおにぎり」「ぶたはげ監修豚炭火焼丼」「函館星龍軒監修塩ラーメン」「十勝産小豆のつぶあんホイップ」「北海道産クリームのレアチーズオムレット」を発売した。1月18日からは、第2弾商品も投入している。

今回実施したフェアは、商品カテゴリーを横断して実施しているのが特徴で、店頭・店内でPOPやのぼり旗も用いて大々的に告知するほか、TVCMやSNSとも連動して情報発信を行っている。

2月には、アジアングルメフェアを開催し、「混ぜて食べる温玉ビビンバ」「甘辛ヤンニョムチキン」「手巻寿司プルコギキンパ」「ビビンバサラダボウル」「マヌルパンガーリック&チーズ」、スイーツでは「ダルゴナコーヒーモコ」など13品を発売した。

3月には、九州フェアを実施し、「島津家別邸仙厳園監修豚の角煮丼」「熊本天外天監修にんにく豚骨ラーメン」「熊本名物太平燕春雨スープ」「一風堂監修とんこつ焼ラーメン」「宮崎名物じゃりぱん」「ロイヤル スイートポテト」など12品目を発売した。

4月には、カレーパーティーを開催し、「銀座デリー監修スパイスドライカレーおむすび」「銀座デリー監修チキンコルマカレー」「銀座デリー監修緑黄色野菜とキーマカレー」「銀座デリー監修タンドリー風チキン」「ルー・ド・メール監修特選ビーフカレー」「セブンプレミアム バターチキンカレー」など12品目を投入した。

他業態でもフェアを実施しているが、例えば北海道フェアをみると、スーパーでは、ナショナルブランド商品が中心で地域の生鮮食材が中心となっている。また、百貨店では、弁当・イートイン、銘菓・持ち帰りが中心の品揃えだ。一方で、セブンイレブンは、専用工場を生かしたオリジナルのデイリー商品を中心としたフェアが特徴で、他業態との差別化につながっている。

5月10日からは、イタリアンフェアを開催し、イタリアンの「アルポルト」監修商品を中心に16品目を発売する予定だ。6月以降も、継続して毎月フェアを実施する予定で、ワクワク・驚きを継続して創出するという。

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