流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





大宮駅西口/商業・オフィス・住宅の複合施設、2027年完成へ

2022年04月28日 15:20 / 店舗

東京建物、中央日本土地建物、大和ハウス工業は4月28日、「大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業」(さいたま市大宮区)の市街地再開発組合が設立されたと発表した。

<商業・オフィス・住宅の複合施設>
商業・オフィス・住宅の複合施設

事業の計画地は、数多くの再開発が予定されている関東最大級のターミナル駅「大宮」駅西口より徒歩5分圏内に位置し、交通・生活利便性の高いエリア。大宮の新たな顔となる商業・オフィス・共同住宅の複合施設を整備する。

2024年頃工事を開始し、2027年頃完成の予定となっている。

道路拡幅、五差路の交差点解消によって交通環境を改善するとともに道路拡幅に合わせて歩道と歩道状空地を整備することで、良好な歩行空間を形成。建物の不燃化、耐震化を実現し、災害時に周辺住民が利用できる施設を開発する。

また、地区内には通り抜けが可能な「まちなかガレリア」、歩道・歩道状空地を整備し、良好な歩行空間づくりを目指す。

人々が過ごす場として、イベントが行える「まちなかプレイス」によるみどりと憩いの空間を整備する予定だ。

計画エリアは狭あい道路が多く、木造建物の老朽化や緑地の不足といった課題を抱えていた。このような課題を解決するとともに、より魅力的なまちづくりを実現するため、2007年のまちづくり勉強会(大宮駅西口タウン会議)発足以来検討を重ね、約15年間の月日を経て、再開発組合の設立に至った。今後、3社は本事業の参加組合員として、再開発組合と協力して事業の円滑な事業推進のために引き続き取り組んでいく。

■大宮駅西口第3-A・D地区第一種市街地再開発事業
事業主体:大宮駅西口第3-A・D地区市街地再開発組合
所在地:埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目地内
指定容積率:650%
基準建ぺい率:80%
計画容積率:約650%
建築物の最高高さ:約100m
敷地面積:約9500m2
延床面積:約8万5100m2
主要用途:住宅、店舗、オフィス、駐車場等
階数・構造:地上27階・地下2階・塔屋1階、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造
着工予定:2024年頃
完成予定:2027年頃

関連記事

店舗 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧