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大丸東京店/初の衣食住一体の編集売場「Lib Tokyo」

2017年03月02日 19:34 / 店舗レポート

書籍が並ぶライブラリー空間は壁面と柱周りを活用。店内には木製のベンチを設置し、カフェのテイクアウトメニューととも書籍を楽しむこともできるという。

<書籍のコーナーの周囲に木製ベンチを配置>

書籍は丸善が、リブトーキョーのコンセプトを踏まえて監修した。葉山やビーチスタイルなど、店舗コンセプトにあった内容の書籍をそろえた。

<書籍のディスプレイ>

「都会の中で海辺のような風を」という店舗コンセプトを表現するため、店内什器は木製のオリジナル什器を採用した。都会の中にありながら、心地よく時を過ごせる空間を目指した。

<商品ディスプレイはシンプルに>

<店内什器もシンプルのデザインに>

什器の高さは1500mm以下にすることで、見晴らしがよい売場とした。店頭陳列在庫も少なく抑え、空間を活かし、陳列自体が商品ディスプレイのように映える売場を目指した。

<ヤエカ>

百貨店業界全体で婦人服の売り上げが伸び悩んでいるが、売場の核となる商品は婦人服とした。

流行のスピードが速く、何を買ったらよいか分からないというお客もいる中で、シンプルで長く愛用できる商品を提案する。

<サニーアンドカンパニー>

アパレルでは、必然的にシンプルなデザインを打ち出す「YAECA(ヤエカ)」、遊び心ある永く愛せるモノから、東京の今を感じるコンテンポラリーブランドまでを展開する「Sunnu&Co.(サニーアンドカンパニー)」を核売場と位置付けた。

<ハーブコーナー>

書籍や服飾雑貨、ハーブなど購買頻度がアパレルよりも高い商品を一緒に提案することで、気軽に来店してもらう店舗を目指した。

<開放感のある店内>

既存の婦人服売場の平均客単価は2万4000円程度で、リブトーキョーでは2万5000円の客単価を目標とした。

変わらないために変わり続ける、オープンがピークではなく、5年、10年と時間をかけていい売場にしていきたいという。

<靴とアウターの関連陳列>

2017年に大丸は創業300周年を迎えた。大きな節目を契機に、モノ・コト・サービスを未来に向けて進化させるという。

<アクセサリーとの関連販売>

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