マルエツ/「谷中銀座商店街」最寄りに、都市型小型店をオープン

2017年12月07日 16:30 / 店舗レポート

マルエツは12月7日、東京都台東区に「マルエツ プチ 谷中三丁目店」をオープンした。年間売上目標は6億4000万円。

<谷中三丁目店の店内>
谷中三丁目店の店内

台東区の西側、文京区との区境い付近で「谷中銀座商店街」につながる「よみせ通り商店街」内に出店した。東京メトロ千代田線「千駄木駅」2番出口から東側約120mに位置する。

<店舗所在地>
店舗所在地

店舗周辺は、戸建住宅やマンション・商店等が混在しており、東側は「谷中霊園」や寺社となっている。

<店舗外観>
店舗外観

よみせ通り商店街内に新設された賃貸マンションの1階に出店した。商圏は300mの約3900世帯・人口約6900人を想定する。世帯伸長率は4.1%増、世帯当たり平均人員は1.76人となっている。

世帯人員比率は1人世帯が58.0%と台東区と比較して5.0%高く、2人世帯(19.8%)、3人世帯(12.2%)、4人以上世帯(10.0%)は台東区と比較してそれぞれ、3.3%、0.4%、1.4%低くなっている。

<惣菜は単身者向けの商品も充実>
惣菜は単身者向けの商品も充実

年齢別人口構成は、台東区と比較して、15~34歳が25.9%と2.3%、35~54歳が30.2%と0.6%高く、0~14歳が8.1%、55歳以上が35.8%とそれぞれ0.6%、2.2%低い。

<糖質コントロール商品を集合展開>
糖質コントロール商品を集合展開

マルエツ プチは、都市型小型店舗で、売場面積で約260m2から330m2を中心に出店している。谷中三丁目店の売場面積は426m2で、マルエツ プチとしては規模の大きい店舗となった。

<売場面積を生かし品ぞろえを豊富に展開>
売場面積を生かし品ぞろえを豊富に展開

小型店のため、青果は商品搬入用の作業場を持っているが、鮮魚、精肉部門は作業場を持っていない。鮮魚、精肉部門ともに、子会社のマルエツフレッシュフーズが運営する「三郷生鮮加工センター」から商品供給を受けている。

<精肉部門の1人用鍋>
精肉部門の1人用鍋

牛・豚・鶏の全てのパック商品、鮮魚部門の丸魚、切身、刺身、塩干など、100%プロセスセンターで加工した商品を販売する。

<鮮魚部門の1人用鍋>
鮮魚部門の1人用鍋

<鮮魚部門の切身売場>
鮮魚部門の切身売場

惣菜部門は作業場を備えているが、一部のお弁当・丼ぶりなどの米飯類や天ぷら、フライの製造に特化している。売場に並ぶ多くの惣菜商品は、外部で製造された商品を供給することで、品ぞろえの豊富さを維持している。

<天ぷら・フライは店内加工>
天ぷら・フライは店内加工

ベーカリーは、自社工場直送のパンを販売する。税別130円、150円の価格帯で惣菜パン、菓子パンを販売するほか、240円でフィッシュフライバーガー、チキン竜田バーガーも販売する。

<ベーカリーは自社工場から直送>
ベーカリーは自社工場から直送

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マルエツ/「マルエツ プチ稲荷町駅前店」9/12オープン、年間売上目標6.1億円

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