東急ストア/目標年商40.6億円、中央林間店を総菜テナント導入し一新
2018年03月27日 15:50 / 店舗レポート
デリカコーナーの強化の一環として、水産・畜産部門で販売する素材を使用した総菜を導入した。実際に生鮮食品売場で販売する精肉や鮮魚を、総菜厨房で調理し、水産部門、畜産部門で販売する取り組みを本格化した。
生鮮食品売場で販売する素材を使用した総菜を販売することで、素材を生かしたおいしさや鮮度感を訴求する。
銘柄豚肉の高座豚を使用した、とんかつやお弁当を販売。総菜でも銘柄豚を使用していることを打ち出す。
畜産部門でも高座豚をコーナー展開し、総菜売場と連動した相乗効果を目指す。
水産部門では、鮮魚を使用した魚屋の鮨コーナーを設置するほか、焼魚やフライ、お弁当などを展開するお魚総菜コーナーを設置した。
フライでは、大海老フライ1尾税込214円、広島産大粒かきフライ1個132円、手づくりあじフライ214円を販売。
手書きPOPで、水産部門で販売するあじを店内調理したことを解説し、総菜でも鮮度を打ち出す。
忙しい有職女性やファミリー層に向けた品ぞろえとして、「焼くだけ」「温めるだけ」など、時短料理に対応した商品も用意した。
畜産部門では、ファミリー層に向けた大容量パック商品を展開し、子育て世代を応援する。
また、畜産部門では対面販売コーナーをクッキングサポートコーナーに一新し、肉料理を中心としたメニュー提案もする。
クッキングサポートコーナーは、今後、需要の拡大が見込まれる畜産部門に常設する形式を採用した。
子育て世代に人気が高い肉料理を中心としたメニュー提案で、調味料との関連販売も促進する。
対面販売コーナーを廃止した一方で、上質な肉の品そろえを求めるこれまでの固定客に対応し、「鹿児島黒牛(5等級)」や「神戸牛」、希少性の高い「和豚あかぶた」、神奈川県の銘柄豚「高座豚」など、品種や産地を限定した肉の品ぞろえを充実させた。
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