ムーミン物語/飯能市に商業施設「メッツァビレッジ」北欧文化訴求
2018年11月08日 14:25 / 店舗レポート
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ムーミン物語は11月9日、埼玉県飯能市に北欧のライフスタイルを体験できる商業施設「メッツァビレッジ」をオープンする。
メッツァビレッジは、2019年3月16日に開業する予定のムーミンの物語を主題としたアミューズメント施設「ムーミンバレーパーク」と共に、「北欧時間が流れる森と湖での体験を通じて、こころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと持ち帰れる場所」を目指した「メッツァ」を構成する。
ムーミンバレーパークは入場料が必要な施設だが、入場料無料の商業施設「メッツァビレッジ」を併設することで、地域の活性化と来場しやすい施設を目指す。
14店の飲食店や物販店舗を集積した「マーケットホール」と7店の飲食店を集積した「ヴァイキングホール」を中核施設として構成。
屋外には、野外レストランの「クラフトビール&グリル」、カフェ&雑貨「ピーアパートメント」を配置した。
そのほか、「ワークショップスペース」「イベント・催事スペース」「カヌー工房」「カヌーレンタル」の施設を設けた。
メッツァビレッジは、ムーミンのライセンス契約を結んでいない施設のため、ムーミンに関するグッズの販売はしない。
屋外にもイベントスペースを設けることで、体験したり、感じたりできるイベントを多数、開催することで、「また来たい」と思ってもらえる施設を目指す。
渡邊基樹社長は、「メッツァ全体の目標来館者数は100万人となっている。メッツァビレッジは、ムーミンバレーパークと同じ運営会社が運営するが、ムーミンのライセンスは持っていない。グッズの販売はできないが、ライセンス契約を結んでいないため、ムーミンのコンテンツに縛られることなく、さまざまなイベントやテナントを導入することができる。メッツァビレッジを地方創生の拠点にしたい」と語る。
メッツァビレッジを担当した西山祐介副社長は、「メッツァビレッジのテーマは、余暇を楽しむ空間だ。これまでのテーマパークは有名キャラクターを使用し大型アトラクションを備えるハリウッド型&装置型だった。これからのテーマパークは、他人が作った物語を楽しむのではなく、自分自身の物語をユーザー自身の体験の中で作るストーリー型&ユーザーエクスペリエンス型だ。さまざまなイベントを仕掛け、リピーターを増やしたい」という。
施設概要
所在地:埼玉県飯能市宮沢327-6
営業時間:マーケット棟10時~20時
レストラン棟10時~21時
敷地面積:16万3000m2(エリア全体、水面は含まず)
延床面積:4918m2(立体駐車場は含まず)
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