成城石井/セントラルキッチン活用できたてメニュー提供、大崎に出店
2019年02月25日 15:30 / 店舗レポート
成城石井は2月7日、東京都品川区の複合施設「ゲートシティ大崎」地下1階に「成城石井ゲートシティ大崎店」をオープンした。
2017年4月に開店した新旗艦店「池尻大橋店」以来、掲げている「成城石井の4つのお約束」を、具体化した店舗。
4つの約束とは、まるで世界中を旅しているような食の品ぞろえにこだわる「EATRAVEL」、おいしい食で喜びと笑顔に満ちた食卓を提供する「DELIGHT」、時代の先端をいく、新しい食のライフスタイルを提案する「LIFE STYLE」、子どもたちの未来の暮らしを持続可能にしていくことを目指す「SUSTAINABILITY」を意味する。
スーパーマーケットという枠組みにとらわれることなく、真のライフスタイルスーパーとして進化し続けるための足がかりとなる店舗を目指す。
バイオーダーの「デリごはん」やハイブリッドスイーツを、見た目にもでき立てをすぐに食べることができるイメージが伝わる「フードカート風スタンド」で提供するなど、実験的な要素を盛り込んだ。
お客のご注文を受けてから1食ずつ用意する「バイオーダー(受注製造)」でおいしい「でき立て」の食事を楽しむスタイルを初導入する。
「フードカート風スタンド」では、バリエーションに富んだ約12種類の定番メニューを季節に合わせて用意する。
加えて、スペシャルメニューを週替わりで1品提供する。本格的なエスニックフードや健康志向のお客に対応するロカボなどのラインナップを展開する。
食事メニューに加えて、成城石井の大人気商品「モーモーチャーチャー」にソフトクリームを組み合わせた、新感覚のハイブリッドスイーツ「モーモーチャーチャーソフトクリーム」(499円)など、スイーツメニューも販売する。
成城石井ならではの話題のエスニックやロカボを取り入れたおいしい「デリごはん」メニューを11時~14時のランチタイム限定で、スイーツメニューを11時~20時限定で提供。
昨今の共働き世帯の増加などを背景に「手早く食事を済ませて時間を有効活用したい」というニーズに対応する。
デリごはんは、成城石井の自家製惣菜工場であるセントラルキッチンの仕組みと、これまで培ってきた小売業と外食事業のノウハウをフル活用した。
セントラルキッチンでは、「プロの味を家庭でも手軽に楽しめるものを」というコンセプトのもと、熟練の調理人たちがこだわりのあるおいしい商品を製造している。
世界中の食材を自社輸入し、プロの調理人が半加工した食材を使用して当店で最終的に仕上げることで、成城石井ならではのこだわりのメニューを、でき立ての状態で届けることが可能になった。
数々のオフィスや住宅が立ち並ぶ都心立地である大崎は、食のほか、ライフスタイルそのものへの関心が高い人々が集まるエリア。
「成城石井ゲートシティ大崎店」では、ライフスタイルに関わるいくつかのキーワードに直結するカテゴリーに注目し、取り扱う商品数を拡大した。
「健康」や「美容」のキーワードに直結するカテゴリーとして、プロテインコーナーやオーガニックコスメコーナーを設置する。
人々の持続可能な暮らしの実現を目指した取り組みも強化し、フェアトレード・レインフォレスト対象の商品の取り扱いを拡大する。
「おいしく健康的なものを食べたい」「サステナビリティにも配慮したい」などといった地域のお客のニーズに対応する。
店舗概要
所在地:東京都品川区大崎1-11-1
ゲートシティプラザ地下1階
営業時間:平日8時~22時、土日祝10時~21時
フードカート営業時間:デリごはんメニュー11時~14時
スイーツメニュー11時~20時
売場面積:233.2m2
取扱商品:グロサリー・菓子・酒・パン・乳製品・日配品・加工肉・塩干・惣菜・雑貨など
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