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マルエツ/横浜・馬車道に惣菜強化「リンコス」売上目標8億6000万円

2020年06月25日 15:20 / 店舗レポート

マルエツは6月25日、横浜市中区の「リンコス横浜馬車道店」を報道陣に公開した。

<リンコス横浜馬車道店>
リンコス横浜馬車道店

三井不動産レジデンシャルと丸紅の商業・文化施設「KITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト)」1階に出店。施設全体は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開業を延期していたが近隣住民の生活支援などから同店は4月23日先行オープンしていた。

<上質な商品を強化した店内>
上質な商品を強化した店内

リンコスは、「Linkage of Commutative Store」の頭文字を取り、地域住民と従業員が店舗を通じて、双方向の高品質な情報やサービスの提供を行い、コミュニケ-ションの輪でつながり、よりよい食生活の実現を目指し名付けた。業態としては6店目、神奈川県初出店となる。

店舗面積は578m2、年商目標は8億6000万円とした。

「北仲ブリック&ホワイト」は、横浜市最大規模・最高層の分譲マンション(総戸数1176戸)、長期・短期滞在型宿泊施設(総客室数175室)が併設されており、近隣住民、観光客、周辺オフィスワーカーをターゲットとしている。

<ワイン、チーズなど洋風の商材が人気>
ワイン、チーズなど洋風の商材が人気

ターゲットのニーズに対応した高鮮度・高品質な商品を充実。同社広報によると、「開店から約2カ月、デリカ需要が突出して高く、30~40代の利用が多いため、ワイン、チーズなど洋風の商品が好調に推移している。今のところ、ピークは
夕方だが、緊急事態宣言の解除以降、オフィス需要も徐々に出ており、だんだんピークはランチに変化している」という。

<デリカ需要が高い>
デリカ需要が高い

アイテム数は、ミート120SKU(売上構成比・計画8.8%)、プロデュース(青果)399SKU(16.8%)、フィッシュ200SKU(10.2%)、生鮮3部門計(719SKU、35.8%)、日配2076SKU(21.4%)、一般食品(18.9%)・酒・たばこ(6.3%)3620SKU、デリカテッセン180SKU(12.6%)、ベーカリー60SKU(3.5%)、フーズ計6655SKU(98.5%)、生活用品838SKU(1.5%)、合計7493SKU。

<ベーカリーは60SKU>
ベーカリー60SKU

500m圏内の競合店は、「北野エースCIAL桜木町店」、「サミット桜木町コレットマーレ店」。500mの商圏特性は、人口4005人、世帯数2694世帯、世帯伸長率14.5%増(2020年/2019年比)世帯当り平均人員1.49人となっている。

世帯人員比率は単身世帯が63.6%と、横浜市中区と比較すると19.4%高い地域。一方で、2人世帯22.8%、3人世帯8.3%、4人以上世帯5.3%は横浜市中区と比較すると全て下回っている。

年齢別人口構成比は25歳~44歳が42.6%と横浜市中区と比較すると12%高く、55歳以上は28.9%と横浜市中区と比較すると6.9%低い地域。世帯年収構成比は700万円以上が37.5%と横浜市中区と比較すると7.5%高い地域となる。

リンコスとして初めて生鮮商材を生かした「惣菜」強化

<ランチ需要に向け弁当・惣菜を強化>
弁当

ランチ需要に向け、弁当・惣菜を強化。店内加工の弁当は、山形県のブランド米「つや姫」を使用する。精肉・鮮魚のこだわりの食材を使用した「みちのく森林鶏唐揚げ」、「銀鮭の西京焼き弁当」などがそろう。

<生鮮商材を生かした弁当>
弁当

マルエツでは店内の生鮮商材を生かした商品を導入していたが、リンコスでは生鮮商材を使った弁当・惣菜の採用は初めて。

<店内で手作りした鮮度感のあるサンドイッチ>
サンドイッチ

こだわりの食事用パンとして、定番の「角食パン」「山型食パン」の他に、小麦粉本来の味わいと豊かな風味が楽しめる「長時間発酵法のブレッド」、昼食に合わせて店内で手作りした鮮度感のあるサンドイッチなどを用意した。

<上質なフレッシュデザート>
上質なフレッシュデザート

ヨーグルトやフレッシュデザート、バターは上質商品を豊富にそろえた。

<「ワンディッシュ商品」を用意>
ワンディッシュ

日配は、ナチュラルチーズは品揃えを強化し、「オードブル」コーナーで展開。単身世帯・2人世帯に対応した肉や野菜を一皿にセットした「ワンディッシュ商品」、横浜ならではの中華街ブランド和菓子、中華惣菜、アイスなどご当地商品も購入できる。

<中華街ブランド和菓子>
中華街ブランド和菓子

生鮮はオードブル、サラダも充実

<A5ランクの「仙台牛」「東京X」など販売>
「仙台牛」「東京X」

精肉は、A5ランクの「仙台牛」をはじめ、黒毛和牛、同社オリジナル「優夢牛」「オーガニックビーフ」「比内地鶏」、豚肉では「東京X」、ラム肉をそろえた。

<おつまみ、サラダも充実>
おつまみ、カットサラダ

「お肉屋さんのオードブルコーナー」では即食性の高いローストビーフ、ローストポークなどおつまみを、加工品では、プロシュートやハモンセラーノなどの上質ハムも購入できる。

<「大豆ミート」コーナー>
「大豆ミート」コーナー

健康志向への対応として「大豆ミート」コーナーを設けた。

<こだわりの果物>
こだわりの果物

青果は、地元横浜の市場から直送する新鮮さがあふれる野菜、上質な果物、単身世帯からファミリー層まで幅広く人気のカットサラダ、カットフルーツを用意した。

<上質な少量目商品が豊富>
上質な少量目商品が豊富

鮮魚は、旬の生魚・近海魚の切身、サクをはじめ、本まぐろ造りなど、上質な少量目商品を豊富に品揃えしている。

<新鮮なネタを使用した鮮魚寿司「魚悦」>
魚悦

新鮮なネタを使用した鮮魚寿司「魚悦」、温めるだけ・フライパンで簡単に調理するだけで食べられる煮魚・焼魚・骨とり干物、ミールキットも楽しめる。

<温めるだけ・フライパン調理のミールキット>
ワンディッシュ商品

ワイン、クラフトビールもこだわり商品そろう

「中華材料」「だし」「菓子」「ビール」「ワイン」など、各カテゴリーもこだわり商品を充実させた。

<おつまみとワイン併売>
おつまみとワイン併売

お酒コーナーでは、ワインセラーを設置し、付加価値の高いワインを品揃えするとともに、おつまみと併売。地元のクラフトビール、チルドビールもそろう。

日用雑貨は、輸入洗剤をはじめ、付加価値の高い商品を品揃え。また、トラベル用品・調理小物の品揃えを拡大している。

■リンコス 横浜馬車道店
住所:神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 北仲ブリック&ホワイト101(1階)
営業時間:9時~22時
TEL:045-681-1661
売場面積:578m2
建物構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造/地上58階、地下1階建
従業員数:45人(8時間換算)
年商目標:8億6000万円
駐車場:150台(共有)
駐輪場:150台(共有)
イートイン:5席(当面停止、荷物台として使用)
取扱品目:青果・精肉・鮮魚・惣菜・ベーカリー・日配食品・一般食品・日用雑貨
レジ:通常レジ1台、セミセルフレジ3台(セミセルフ会計機7台)

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