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経産省/12月の商業動態統計、小売業は0.9%増の13兆9460億円

2018年01月31日 10:10 / 月次

経済産業省が発表した2017年12月の商業動態統計速報によると、商業販売額は43兆7410億円(前年同月比5.8%増)となった。

このうち小売業は13兆9460億円(0.9%増)、卸売業は29兆7950億円(1.9%増)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は2兆919億円(1.2%増)となった。うち百貨店は7594億円(0.4%減)、スーパーは1兆3325億円(2.1%増)だった。

百貨店の主力商品である衣料品は、その他の衣料品が前年同月比4.2%の減少、婦人・子供服・洋品が1.6%の減少、身の回り品が1.6%の減少、紳士服・洋品が1.8%の増加となったため、衣料品全体では1.2%の減少となった。

飲食料品は、1.6%の減少となった。その他の商品が4.8%の増加、家具が8.9%の減少、家庭用品が5.3%の減少、食堂・喫茶が2.9%の減少、家庭用電気機械器具が0.4%の減少となったため、その他全体では同2.4%の増加となった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーでは、衣料品は、その他の衣料品が2.7%の減少、婦人・子供服・洋品が2.5%の減少、身の回り品が2.3%の減少、紳士服・洋品が1.5%の減少となったため、衣料品全体では2.2%の減少となった。

スーパーの主力商品である飲食料品は、同2.8%の増加となった。

その他は、その他の商品が3.0%の増加、食堂・喫茶が0.5%の増加、家具が8.0%の減少、家庭用電気機械器具が7.2%の減少、家庭用品が3.2%の減少となったため、その他全体では同1.3%の増加となった。

2017年12月の百貨店・スーパーを、前年同月比(既存店)でみると、1.1%の増加となった。百貨店は同0.8%の増加、スーパーは同1.3%の増加だった。

<コンビニ販売額・前年同月比増減率の推移>
コンビニ販売額・前年同月比増減率の推移

コンビニエンスストアの商品販売額・サービス売上高は、1兆279億円(1.8%増)となった。

これを商品別にみるとファーストフード・日配食品が3911億円(2.4%増)、加工食品が2665億円(2.4%増)、非食品が3093億円(0.6%増)となったため、商品販売額は9669億円(1.8%増)となった。

また、サービス売上高は610億円(1.0%増)。

2017年のコンビニエンスストアの商品販売額・サービス売上高は、11兆7451億円(2.4%増)となった。

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