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家電量販店/5月の売上高、テレビ販売好調で3社が増収

2018年06月28日 10:40 / 月次

家電量販店各社が発表した5月の月次売上によると、ビックカメラ+コジマの全店売上高が6.7%増、コジマ既存店2.9%増、エディオンの全店売上高1.1%増となった。

一方、ケーズホールディングスのグループ売上高1.4%減、キタムラは13.3%減と低調だった。

<ビックカメラ イメージカット>
ビックカメラ

■ビックカメラ(2017年8月期:売上高7906億円)
ビックカメラ+コジマ売上高6.7%増、うちビックカメラ8.2%増

音響映像商品8.8%増、家庭電化商品3.7%増、情報通信機器商品10.2%増、その他の商品12.2%増

5月は、祝日(5日)が土曜日と重なったことから、前年に比べ曜日まわりでマイナスの影響があった。

音響映像商品は、テレビが好調。一方、デジタルカメラやオーディオがやや低調だった。

家庭電化商品は、理美容家電が好調、エアコンや冷蔵庫といったこのほかの商品も総じて堅調。

情報通信機器商品は、パソコン本体が好調、スマートフォンやパソコン周辺機器が堅調に推移した。

その他の商品は、ゲーム、医薬品、スポーツ用品、酒類やメガネ・コンタクトレンズが好調、時計、玩具が堅調だった。

■コジマ(2017年8月期:売上高2327億円)
既存店売上高2.9%増、全店売上高3.9%増

全店のテレビ9.3%増、ブルーレイ・DVD2.6%増、エアコン2.0%増、パソコン(本体のみ)1.0%増、携帯電話21.0%増、洗濯機2.6%増、冷蔵庫0.3%減。

5月は、テレビが、50インチ以上の4K対応液晶や有機ELなど、高画質・大画面モデルへの買い替えを促進したことにより、好調に推移した。

エアコンにつきましては、上旬の気温低下など天候不順に見舞われたが、継続的なキャンペーン強化の実施により、堅調だった。

5月26日には、ショッピングモール「アピタ四日市店」(三重県四日市市)の3階に、今期4店舗目の新店「コジマ×ビックカメラ アピタ四日市店」をオープンし、「コジマ×ビックカメラ」店舗は、5月末時点で計121店舗となった。

■エディオン(2018年3月期:売上高6862億円)
直営店売上高1.1%増、全店売上高1.4%増
出店0、退店3、5月末店舗1186店

■ケーズホールディングス(2018年3月期:売上高6791円)
グループ計売上高1.4%減、出店1、月末店舗は496店

音響商品5.9%減、テレビ4.0%増、ブルーレイ・DVD8.3%減、パソコン・情報機器11.8%減、冷蔵庫3.2%減

洗濯機1.2%増、クリーナー4.6%減、調理家電7.5%減、理美容・健康器具5.0%減、エアコン3.2%増

■キタムラ(2018年3月期:売上高1268円)
全店売上高155億3200万円(前年同期比13.3%減)
出店1、退店0店、移転・リニューアルなし

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