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ファミリーレストラン/6月既存店4社プラス、サイゼリヤのみマイナス

2018年07月26日 11:00 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した6月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく2.9%増、セブン&アイ・フードシステムズ0.9%増、ジョイフル0.8%増、ロイヤルホスト5.3%増とプラスになった。

サイゼリヤのみ0.6%減とマイナスだった。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく1.8%増、サイゼリヤ0.9%減、セブン&アイ・フードシステムズ3.3%減、ジョイフル8.5%減、ロイヤルホスト0.4%減となった。

客単価は、すかいらーく1.1%増、サイゼリヤ0.3%増、セブン&アイ・フードシステムズ4.4%増、ジョイフル10.2%増、ロイヤルホスト5.7%増と5社ともに増加した。

■すかいらーく(2017年12月期:売上高3594億円)
既存店売上高は2.9%増、客数1.8%増、客単価1.1%増。全店売上高6.3%増。

前年の6月度よりも土曜日が一日多かった影響で既存店売上高に1.5%程度のプラス影響があった。

2017年以降オープンした新店売上高効果が想定通りに上積みされ、全店売上高は6.3%増加。

2017年第4四半期、店舗運営品質向上を目的に、割引クーポン数を削減。その後順次再開し、お客にとって魅力的なクーポンになるよう改善を続けており、クーポン発行による集客効果は回復基調にある。

ガスト、バーミヤン、ジョナサン、夢庵など主要ブランドでグランドメニューの改定や季節限定フェアメニューを開始するなどメニューを刷新した。

「ガスト」は、6月上旬に放送されたテレビ番組の効果により新規顧客の増加が見られ売上が増加した。

リモデルを31店(うち13店が夢庵と藍屋の個室リモデル)実施し、既存店売上高にプラス影響した。

6月度新規出店は10店(しゃぶ葉3店、から好し2店、台湾1店、その他4店)、年度累計は56店となっており、年度計画の約100店に対して計画通りに進捗した。

■サイゼリヤ(2017年8月期:売上高1483億円)
既存店売上高0.6%減、客数0.9%減、客単価0.3%増。店舗数1016店

全店売上高2.3%増、客数2.3%増、客単価0.0%。店舗数1077店

■セブン&アイ・フードシステムズ(2018年2月期:売上高801億円)
既存店売上高0.9%増、客数3.3%減、客単価4.4%増

全店売上高0.8%減。

■ジョイフル(2017年12月期:売上高656億円)
既存店売上高0.8%増、客数8.5%減、客単価10.2%増

全店売上高1.3%増、客数8.0%減、客単価10.1%増

出店1、閉店1、店舗数733店。

■ロイヤルホールディングス(2017年12月期:外食事業621億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高5.3%増、来客数0.4%減、客単価5.7%増

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