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婦人・子ども服/7月の既存店売上5社そろってダウン、天候不順響く

2018年08月24日 14:40 / 月次

婦人・子ども服5社の7月度の営業概況によると、既存店売上は、ファッションセンターしまむら11.2%減、アダストリア8.6%減、TSIHD11.4%減、西松屋チェーン8.8%減、ハニーズ6.9%減と5社そろってダウンした。

<アダストリア店舗イメージ>
アダストリア

■しまむら(2018年2月期:売上高5651億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)11.2%減、客数5.6%減、客単価3.6%減。

全店売上9.0%減。

8月23日現在店舗数1419店。

■アダストリア(2018年2月期:2227億円)
既存店売上8.6%減、客数3.5%減、客単価5.3%減。

全店売8.2%減、客数3.0%減、客単価5.3%減。

出店1、退店9で、7月度末の店舗数は1224店。

7月は前年に比べ休日が1日少なく、猛暑や豪雨など全国各地での天候不順の影響もあって、客数が伸び悩んだ。

ブランド別ではニコアンド、アパートバイローリーズ、アンデミュウが好調。

アイテム別では、速乾・接触冷感などの機能性素材を使用したインナー類、帽子、バッグなど、夏物季節商材が売上の中心となっている。

■TSIホールディングス(2018年2月期:売上高1554億円)
既存店小売11.4%減、オンラインショップ17.1%増、計5.7%減
全店小売13.1%減、オンラインショップ17.1%増、計7.1%減

■西松屋チェーン(20日締、2018年2月期:売上高1373億円)
既存店売上高8.8%減、客数9.1%減、客単価0.3%増。

全店売上3.7%減、客数3.6%減、客単価0.1%減。

出店は5店、閉店0で、7月度末の店舗数は979店舗。

7月は、西日本における豪雨の影響により、一部の店舗で一時休業するなどの影響があった。

昨年と比較して梅雨明けは早く、気温は高めに推移したものの、子供衣料、ベビー・マタニティ衣料を中心に売上高は伸び悩んだ。

■ハニーズ(2017年5月期:545億円)
既存店売上高6.9%減、客数7.1%減、客単価0.2%増。

直営店売上高6.0%減、客数6.1%減、客単価0.2%増。

出店2、退店0、7月末店舗数873店。

7月は、西日本豪雨や後半の台風などの天候不順の影響と、休日が前年より1日少なかったこともあり、既存店売上は前年を下回った。

商品としては、カットソー、ワンピース、スカートが売れ筋となった。

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