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婦人・子ども服/8月の既存店売上アダストリアのみ増、4社減

2018年09月19日 10:54 / 月次

婦人・子ども服5社の8月度の営業概況によると、既存店売上は、アダストリアが1.3%増と前年同月を上回ったが、ファッションセンターしまむら5.6%減、TSIHD3.2%減、西松屋チェーン2.2%減と3社ダウン、ハニーズは前年並みとなった。

<アダストリア店舗イメージ>
アダストリア

■しまむら(2018年2月期:売上高5651億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)5.6%減、客数2.0%減、客単価1.4%減。

全店売上3.4%減。

8月23日現在店舗数1419店。

8月度は、お盆休みを中心に販促に力を入れ、Tシャツや浴衣、水着などの夏物が好調。

一方、昨年に比べて休日が1日少なく、また、2週にわたる台風襲来が週末の客足に影響したこともあり売上は前年実績を下回った。

■アダストリア(2018年2月期:2227億円)
既存店売上1.3%増、客数0.5%増、客単価0.8%増。

全店売0.0%、客数0.5%減、客単価0.5%増。

出店4、退店18で、8月度末の店舗数は1291店。

8月は、上旬から投入した晩夏商品が堅調に推移した。

ブランド別ではニコアンド、ジーナシス、レプシィム、アンデミュウが好調だった。

アイテム別では、スカート、パンツ、ワンピースが売上の中心となった。

■TSIホールディングス(2018年2月期:売上高1554億円)
既存店小売3.2%減、オンラインショップ20.0%増、計1.5%増
全店小売4.0%減、オンラインショップ17.6%増、計0.4%増

■西松屋チェーン(20日締、2018年2月期:売上高1373億円)
既存店売上高2.2%減、客数3.3%減、客単価1.1%増。

全店売上2.9%増、客数2.4%増、客単価0.6%増。

出店は3店、閉店1で、8月度末の店舗数は981店舗。

8月は、夏物クリアランスセールの効果により夏物衣料の売上高が伸長した。

育児・服飾雑貨においては、ベビーフード、紙おむつなどの消耗品が好調に推移した。

■ハニーズ(2017年5月期:545億円)
既存店売上高0.0%、客数3.6%増、客単価3.4%減。

直営店売上高1.1%増、客数4.6%増、客単価3.4%減。

出店0、退店5、8月末店舗数868店。

8月は、台風や悪天候の影響で客足が鈍ったものの、夏物セールが好調に動いたことで、既存店売上は前年並みになった。

商品としては、カットソー、ワンピース、スカートが売れ筋だった。

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